笠雄二郎氏、栗山求氏、望田潤氏の配合論をベースに、POG向きの血統論を考察しています。

ディープインパクトは母父になるとブラックタイド化する?

いや~ヴァナヘイムはインパクトのある勝ち方でしたね~。

レース内容が極端だっただけに、本当に強いのかどうかは全くの未知数ではありますが、自分のPOG指名馬のデビュー戦がこんなに騒がれるのはエピファネイア以来かも。

リーチザクラウン、ローズキングダム、エピファネイア、サトノラーゼンに続く、 2年ぶり5度目の指名馬ダービー2着が見えてきました(笑)



さて、あらかじめ言っておきますけど、今回の話は週刊誌のデマ記事だと思って読んでください。


ヴァナヘイムはキンカメ×トニービンによるホーンビーム的な柔らかい走りが基本。
さらに母父ディープもアルザオ譲りのしなやかさが売りの種牡馬。
これら考えると、デビュー前の僕のイメージ的には、今の時期なら若干緩いくらいの走りをするんじゃないかと想像してました。


でも実際のレースを見てると、たしかに配合通りホーンビームらしい走りをしていた一方で、思ったよりは全然バランスが良く見えたんですよね。
つまり予想よりも緩さがなかった(硬さがあった)な~と。

まあ今回は全く追ってないので、本気で追ったら凄まじくグニャグニャで柔らかいストライドに変わる……なんてこともあるかもしれませんけどね(^_^;)
ただ3コーナーでちょびっと仕掛けたあたりの加速具合が、(良いとか悪いとかそういう話ではなく)僕のイメージと違ったんですよね。


そこでふと思いました。


ディープインパクトは母父に入るとブラックタイド化するんじゃないか説


繰り返し言いますけど、デマ記事だと思って聞いてくださいね(^_^;)


アグネスタキオンって、種牡馬としては切れのある産駒も出したじゃないですか。
でも種牡馬キャプテントゥーレや、種牡馬ディープスカイ、種牡馬アドマイヤオーラなどを通じて父父の位置になったとき、またはノンコノユメやアクティブミノルのように、母父にアグネスタキオンを据えた産駒なんかをみると、どうも淡白なスピード型やダート向きのタイプを多く出している印象があります。

これはおそらくタキオンの母父ロイヤルスキーの影響だと思うので、別に不思議なことではないのですが、要するに父として伝えた資質が、父父や母父でもそのまま同じように伝わるとは限らないってことですよね。


ディープインパクトは種牡馬としてはアルザオの斬れを伝えますが、例えばトーセンホマレボシ産駒、ディープブリランテ産駒のように父父ディープになったときや、今回のヴァナヘイムみたいに母父ディープになったときに、伝える資質が変わったらどうでしょうか?

仮にアルザオではなく、祖母バークレアの資質を強く伝えたとしたら……、きっとハイペリオン+フェアトライアルによる、重厚なパワーが中心になるでしょうね。


これって実はディープの兄ブラックタイドが伝える資質にソックリなんですよ。


もしディープが母父になってブラックタイド化するんだとしたら、ヴァナヘイムの適度な硬さも、3コーナーでのスムーズな加速力も納得かもな~ってね、なんとなく思ったのでした。
血統的にドゥラメンテと重ねるところがある馬ですが、ひょっとしたら案外タガノエスプレッソ(ブラックタイド×キンカメ×トニービン)に近かったりして。

いずれにせよ、次走どんな走りを見せてくれるのか本当に楽しみです。


思いつきで書き始めたネタ記事だから、簡単にサラッと済まそうと思ったハズが……。
予想以上に長文になってしまった(笑)




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2016/08/29 | 23:58
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メジャーエンブレムとシンハライトとジュエラーは似た者同士?

先日、オメガさんがブログにコメントしてくださりましたが、実はメジャーエンブレム、シンハライト、ジュエラーの人気3頭は、血統構成がよく似ているんです。


いずれもサンデーサイレンス系であり、加えてメジャーエンブレムはヘイロー≒レッドゴッド、シンハライトはヘイローのクロス、ジュエラーは父のヴィクトワールピサがヘイローのクロスというふうに、みんな軽いスピードを強化しています。


更に母方の構成もソックリ。
メジャーエンブレムとシンハライトの母はサドラーズウェルズとハイトップ。
ジュエラーの母はハイトップに加えてコートマーシャル≒シュプリームコート5・6×4。

3頭ともフェアトライアル~レディジュラーの機動力を強力に伝える繁殖牝馬の子なのです。


しかしこの3頭、レースを見ればおわかりの通り、タイプは全く違うんですよ。

シンハライトとジュエラーの場合、父(ディープ、ピサ)がフワッと軽いスピードを伝える性質があり、その要素が“非力”に出てしまうことがあります。
そのため母方からフェアトライアル~レディジュラーの強靭さをガッチリと補い、軽さに芯を通しています。

その点メジャーエンブレムに関しては、父のダイワメジャーがノーザンテーストによる突進的なスピードをガツンと伝える種牡馬。
そこに母方からフェアトライアル~レディジュラーを加えることで、父のパワースピードの更なる後押しとなっています。

つまり父の欠点を補う目的でフェアトライアル~レディジュラーを機能させているのがシンハライトとジュエラー。
それに対し、父の美点をより強調させるためにフェアトライアル~レディジュラーを活用しているのがメジャーエンブレム。


一瞬の切れで走るシンハライトとジュエラー VS タフなスピードでねじ伏せるメジャーエンブレム。
真逆のタイプでありながら似た者同士による頂上決戦。

なかなか面白い対決になりそうじゃないですか~( ゚∀゚ )



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2016/04/09 | 18:31
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3歳重賞勝ち馬回顧(プロフェット)

今回考察するのは、京成杯の勝ち馬プロフェットです。


「配合パズルでアタリはわかる 2015」の手探り考察編で書きましたが、ハービンジャーの基本方針は「軽くしてから硬く引き締める」こと。




軽くしただけではフワフワするだけで芯が通らず。
逆に硬くしただけでは重すぎて俊敏さに欠ける。
軽さを引き出しつつ、ピリッと引き締めることで初めて俊敏な推進力が表現される、そういうタイプの種牡馬だという認識です。


その点プロフェットは、サンデーサイレンスで軽さを大きく補強した上で、ヌレイエフ(のアリストファネス)によってピリッと引き締めています。
まさにハービンジャーの教科書どおりといえる構成なのです。


ただし本馬が面白いのは、母父がサンデーサイレンス系種牡馬ではなく、ロベルト系のタニノギムレットであるという点。

タニノギムレットはダービーを勝った名馬ですが、持続型のロベルト系に属する種牡馬。
ハービンジャーとの組み合わせでは、ロベルト、シーバード、ヒズマジェスティ=グロースタークのクロスになるため、ドロッとした鈍重なスタミナの方が強調されやすいように感じます。

もちろんそういう重厚型だからこそ、中山2000mで強い競馬が出来たのでしょう。
ただここまで重厚さを主張するような配合の場合、スピード負けして大成しないこともしばしばあります。
しかしプロフェットはそうならずに重賞をキッチリと勝ってみせました。
これはハービンジャーの配合の選択肢をグッと広げる意味で、とても大きな意味があったレースだと思います。


大舞台・皐月賞ではパワーだけでなく俊敏さも兼ね備えた馬が多数出てきます。
トップクラスと比較するとさすがに俊敏さでは劣ってしまう分、最大の長所である持久力でどうカバーするのか、そこに注目ですね。



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2016/04/02 | 23:06
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メジャーエンブレム=(サンデー+スカーレットブーケ+レディジュラー)=ダイワスカーレット

ダイワメジャーとダイワスカーレットは4分の3同血の兄妹で、どちらも数多くのGⅠを勝った歴史的名馬です。

ダイワメジャーはサンデーサイレンス×スカーレットブーケ。
ダイワスカーレットはサンデー系種牡馬アグネスタキオン×スカーレットブーケ。
2頭を構成する4分の1の違いは。(アグネスタキオンの母)アグネスフローラの有無ということになります。

ダイワメジャーとダスカ

じゃあアグネスフローラの有無によって何が変わってくるのかというと、「レディジュラー」の有無が一番の違いではないかと僕は思います。
アグネスフローラの母アグネスレディが持つレディジュラー5×5が、ダイワメジャーにはないのです。

アグネスレディ

どちらが良い悪いの話ではないのですが、レディジュラーの機動力や推進力があるぶんダイワスカーレットの方がシャープなスピードを有していた印象があり、ダイワメジャーはもっとノーザンテースト的な頑丈なパワーで走っていた気がします(もちろん牡馬と牝馬の差もあるでしょうが)。


今日のクイーンCを制したメジャーエンブレムはダイワメジャーの産駒なわけですが、母のキャッチータイトルの血統構成を見ると、フォルリ(レディジュラー4×4)、ハイトップ(5代目にレディジュラーを持つ)、マジョリティブルー(3代父の母がレディジュラー)、テューダーミンストレル(祖母がレディジュラー)、ダンジグ(5代目にレディジュラーを持つ)など、様々なところにレディジュラーの血を引く血脈を抱えています。

レディジュラーを持たないダイワメジャーに、レディジュラーたっぷりの母を掛け合わせる。
それって要するにダイワスカーレットになるってことですよね。


好スタートから逃げて、直線ではスピードが衰えることなくむしろ突き放す。
そんなんズルイわ、勝てっこねーじゃん(^_^;)……と思わせるような反則的なスピード。
やっぱりダイワスカーレットっぽいな~と。


先日、ブログで『トレンドは「ダンジグ×アリダー」の時代へ』という記事を書き、その中で「ダンジグ+フォルリ」という成功パターンについて触れています。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1523.html

そのときはウッカリ書き忘れてしまったのですが、実はメジャーエンブレムの母キャッチータイトルもフォルリ+ダンジグなんですよね。

牡馬路線の本命であるサトノダイヤモンドは「ダンジグ×アリダー」持ちで、牝馬路線の中心は「ダンジグ+フォルリ」。
最近のトレンドはダンジグ抜きには語れません。


ちなみにクイーンCに出走していたストライクショットは、メジャーエンブレムと同じ牝系出身のいとこであり、尚且つこの馬も父方フォルリ×母方ダンジグの必勝パターンを持っています。

僕のPOG指名馬なんですけどね~、指名した馬に限って「ダンジグ×フォルリ」が不発なんだよな~……(´;ω;`)




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2016/02/13 | 19:00
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男勝りのルージュバック

百日草特別のルージュバックは、後の重賞馬ベルーフを子供扱いする強烈な切れ味。
あの切れはおそらくプロミスドランドのクロスの影響じゃないかと思っています。

それとマンハッタンカフェはブラッシンググルームと相性が非常に良く、多くの活躍馬を出しています。
詳しい解説は省略しますが、ルージュバックは文句ナシの好配合馬なんです。


・・・・・・と思いきや、その考えは間違い。


実はマンカフェ×ブラッシンググルームって牡馬しか活躍しないんです。

ブラッシンググルーム持ちの牝馬を調べてみると、該当馬は28頭いるのですが、実は2勝しているのはルージュバックのみ。
他は1勝馬が7頭いるだけですから、相性が良いどころか、むしろネガティブニックスと言ってもいいくらいです。
牡馬の方は、ヒルノダムール、サンディエゴシチー、メイショウクオリア、ベストメンバー、オリエンタルロック、メイショウレガーロ、ココナッツパンチなど、多くに活躍馬を出しているのに不思議ですねえ。

これについては、マイナスと言えるハッキリとした根拠はないですから、ルージュバックはちゃんとブラッシンググルームの美点が発現しただけかもしれません。


でもマンカフェ産駒を3~11歳世代、9年間のデータから考えると、ブラッシンググルームを持つ牝馬が活躍するとはどうしても思えません。
でもあの男勝りの走りはホンモノに見えるんですよ。


だからですね、僕はルージュバックは牡馬なんじゃないかと、ワリとマジで疑っています(笑)



2015/02/01 | 17:28
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