阪神JF 出走馬プチ考察6(クードラパン)

阪神JFの出走馬考察6頭目はクードラパンです。


祖母のキューはミッテラン≒ペロキサイドプリンセス2×2というニアリークロスを持っていて、柔らかく俊敏なキレ味を伝える繁殖牝馬でした。
この資質はダイワメジャーにとっては大歓迎なので、ダイワメジャー×キューという構成は好きです。


ただクードラパンの場合は母父にダイナフォーマーを挟んでいるのがちょっと気になるんですよね(^_^;)

兄のグランシルクはニュージーランドトロフィーで2着になるなど、オープンクラスで頑張っています。
頑丈なパワーを欲するステイゴールド産駒で重賞級が出るということは、ルシルクという繁殖牝馬は本質的にパワー型なのでしょう。

クードラパンの父ダイワメジャーはステイゴールドとは逆で、柔らかくほぐした方が成功しやすい種牡馬。
ルシルクの資質ではダイワメジャーをほぐすというよりは、よりパワーを強めているような感じもします。
それってどうなんだろうと。


ルシルクに限った話ではありませんが、父ステイゴールドと父ダイワメジャーの両方で重賞級を出すには、よほどの繁殖能力がないと難しいことだと思うんですよね。
クードラパン自身もすでに2勝してますから、もう十分立派なんですけども。

いずれにせよ、前走のアスター賞で優勝したように、中山でパワーを活かした方が合ってるんじゃないかと予想してます。



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リファールとは

リファールは現役時代にマイル以下のG1を2勝したスピードタイプの馬でした。

最近の競馬(と配合)を観ていて、自分が持つリファールのイメージは「バランスの良いスピード血脈」という感じですね。


父は高い適応力を持つ万能神のノーザンダンサー。
母方は欧血中心の構成で、重厚な深みのある組み合わせです。

「ハイペリオン×サンインロー」で構成されているため底力に富んでいる上、それでいてフェアトライアル的な推進力(スピード)もしっかりと受け継いでいます。

しかしこの馬最大の特徴は、恐らく母父コートマーシャル譲りの持続力かなと思います。

スピード血脈に合わせれば、そのスピードを長く持続させる血として機能しますし、スタミナ血脈との組み合わせでは、バテない粘り強さとして支えてくれるんですよ。

大体どんな配合にもフィットしますし、非常に使い勝手の血なのが素晴らしいポイントじゃないでしょうか。


弱点を挙げるとするならば、粘りに傾きがちで少しパワー面に劣るという点ですかね。
これに対する解決策としては、硬質な脚力を補うこと。
手っ取り早いのはフェアトライアルのクロスでしょうか。
ま~どうせならリファール自身と同じ構成の「ハイペリオン×フェアトライアル」血脈を合わせてしまった方が、より結びつきは強くオススメです。

ディープインパクトの母ウインドインハーヘアは、リファールにバークレア(の「ハイペリオン×フェアトライアル」)を合わせる仕掛けを施している馬ですが、ディープ産駒においても活躍馬のほとんどがこの仕掛けを更に強固にしているという特徴がありますね。


ちなみに上の逆パターン、つまりパワー豊富な「ハイペリオン×フェアトライアル」に対してリファールを合わせるのも有効です

ただし、リファールにあまりパワーを増幅する効果はないと思います。
どちらかと言えばパワー型の「ハイペリオン×フェアトライアル」と、持続型の「ハイペリオン×フェアトライアル」が肩を並べて支えあうという構図の方がイメージとしては近いかなと。

どちらにせよ相性が良い組み合わせなのでOKということで(^^)
アグネスタキオンなんかはこのパターンで多くの活躍馬を輩出しています。

テューダーミンストレルとは

テューダーミンストレルは現役時代、英2000ギニーを8馬身差で圧勝するなど、怪物マイラーだった馬です。

血統の構成を見ると、父は底力溢れるハイペリオン系のオーエンテューダー。
そして、祖母のレディジュラーはスタミナ血統のサンインローと、現代競馬におけるスピードの基礎を築いたレディジョセフィンという組み合わせ。

個人的には主にこの3点がこのテューダーミンストレルの特徴だと考えます。
僕は配合の話をする時に、度々「ハイペリオン×レディジュラー血脈」という表現を使いますが、この馬もその血脈の1種というワケです。

牝系の豊かなスピードを硬質な血統が支える図式で、力強いパワーによってもたらされる脚力が最大の武器。
そして「ハイペリオン×サンインロー」という配合だけに、底力溢れる素晴らしい血でもあるのが良いんですよね。

テューダーミンストレル



ちなみに同型のスピード血統としては、フォルリという血が挙げられます。
こちらは「ハイペリオン×フェアトライアル」という構成。
フェアトライアルというのは母がレディジュラーですから、要するに「ハイペリオン×レディジュラー」の発展系と言った感じで、伝える資質は似たようなものです。

参考までにどうぞ
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-715.html

話が逸れてしまいましたが、テューダーミンストレルの重要なところは「硬質」なスピードという点にあります。


ナスルーラのようなしなやかなスピードが今の主流なのは間違いありませんが、こうした柔らかさだけではグニャグニャしすぎてダメなのです。
そこにテューダーミンストレルのような血が入ることで柔らかさに芯が通り、メリハリのある斬れへと変えてくれるというワケ。


ですからサンデーサイレンスとの相性も良く、アグネスタキオン、アグネスフライト、ジェニュイン、サイレンススズカ、チアズグレイス、エアシャカール、トゥザヴィクトリー、ネオユニヴァース、マンハッタンカフェ、エアメサイアなどのG1馬がテューダーミンストレルを持っています。

また、「ハイペリオン×レディジュラー」は豊富なものの、スピードタイプのものを持たないディープインパクトにとっても、テューダーミンストレルのような血は貴重なスピード供給源。
数々の活躍馬をこの血との組み合わせから輩出しています。

フォルリとは

フォルリという馬は、アルゼンチン4冠を獲ったバケモノのような馬です。

詳しい経歴などはネットサーフィンで調べていただくとして(笑)・・・卓越していたのはスピード。

初戦1400m・・・15馬身
2戦目1500m・・・17馬身半
3戦目1500m・・・5馬身
4戦目1600m・・・12馬身


もうわけわからんことになってますよ(^_^;)

血統の構成は、僕が配合の話をする時によく使う「ハイペリオンとフェアトライアル」の組み合わせ。
その血脈の中でもスピードに秀でたタイプということ。

特にそのスピードを支えていたのは、ライオット≒フェアトライアル3×3だと思われます。


フォルリ


ちなみに3000mのレースでも勝ってはいますが、スタミナ切れを起こしながらも能力で粘り込むようなレース運びだったようで、やはりこの馬の真髄が卓越したスピードだと言うのは間違いないでしょう。
ま~それでも長距離を勝ってしまうあたりは「ハイペリオン×サンインロー」的な馬らしいな~なんて思ったりもしますね(^^)


この血がもたらす性質はもう説明せずともわかると思いますけど、強靭なパワーによる爆発的なスピードということになります。
それだけではなく、元来「ハイペリオン×フェアトライアル」という血脈はスタミナや持続力に優れた血脈です。
大舞台向きの底力を与えるという特徴もあるため、非常に優れた効果を発揮してくれる素晴らしい血ですね。


ちなみに同型のスピード血統に、テューダーミンストレルという血の存在が挙げられます。
こちらは「ハイペリオン×レディジュラー」という構成。
レディジュラーはフェアトライアルのお母さんなので、要するに「ハイペリオン×フェアトライアル」の基礎系と言った感じ。
伝える資質は似たようなものです。

参考までにどうぞ
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-718.html


5代目や6代目など比較的奥の方に存在する血ですので、前面に出てブイブイ言わせるようなものではありません。
しっかりとした土台を作るのに適した、縁の下の力持ちのようなタイプです。

特に、すでに素軽さ持っているサンデー系種牡馬と相性が抜群。
アグネスタキオン、ディープインパクト、ネオユニヴァース、マンハッタンカフェなどとの間には、多くの活躍馬を輩出しています。

柔らかさを支えるパワーを補強するに際して、スピード抜群の(=サンデー的スピードの邪魔をしない)パワー血脈というのが好結果を生み出す要因なのかもしれません。


・この血を持つ代表血脈
ヌレイエフ、サドラーズウェルズ、フェアリーキング、ジェイドロバリー、タイキシャトルなど

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