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2014年04月24日(木)
ディープインパクト基礎考察編…なぜフォルリが特別なのか

 
母方に“フォルリ”を持つディープインパクト産駒から、多くの活躍馬が誕生しているのをご存知でしょうか?
フォルリと言えば、サドラーズウェルズやヌレイエフなどを輩出した、名牝“スペシャル”の父として世界的に繁栄している血脈です。

・ディープインパクト×フォルリのPOG成績

頭数 芝連対率 ダ連対率 芝1走あたり賞金 期間内重賞馬率
ディープインパクト全体 511 31.2% 22.8% 333万円 3.9%
フォルリ 123 33.9% 22.0% 422万円 7.3%

ディープブリランテ、トーセンラー、マルセリーナ、ヴィルシーナ、ハープスターというG1馬5頭の他、ミッキーアイル、デニムアンドルビー、アダムスピーク、ベストディール、フレールジャック&マーティンボロ、パッションダンスが重賞馬になっています。


ディープ×フォルリが成功するのには、ちゃんと理由があります。
フォルリの血統構成に注目して下さい。
フォルリはハイペリオンとフェアトライアルを併せ持つ血脈なんです。

フォルリ


前回のディープインパクト考察で、ポイントは「ハイペリオン×フェアトライアル」で構成された“ハイクレア”の増幅だと書きました。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1125.html

つまり同じ「ハイペリオン×フェアトライアル」構成であるフォルリは、ハイクレアの増幅にうってつけの存在というワケです。

更にフォルリの長所はそれだけではありません。
フォルリは「ライオット≒フェアトライアル」3×3というニアリークロスを持っています。
つまりディープに必要なフェアトライアル資質が非常に濃いのです。

ライオット≒フェアトライアル


ただ、ディープのハイクレアを刺激するだけであれば、別にフォルリに拘る必要はないようにも思えませんか?
それこそ他の「ハイペリオン×フェアトライアル」血脈でもイケそうですよね。
しかしフォルリでなくてはならない理由がちゃんとあるのです。


フォルリは現役時代、アルゼンチン4冠馬となった名馬です。
これを単なるバケモノとは片付けず、もう少し詳しく適性を調べると、ある資質が見えてきます。
フォルリは稀代の“スピード馬”だったのです。

デビュー当初の成績が驚異的。
初戦の1400mが15馬身差!ちょっと信じられないレベルです。
続く2戦目の1500mはなんと17馬身半差で勝利。
3戦目1500mを5馬身差、4戦目のマイル戦は12馬身差で勝っています。

3000mのレースでも勝っていますが、そのレース内容はスタミナ切れを起こしながらも、なんとか粘り込む感じだったようです。
どう考えても、この馬の真髄が類まれなスピード資質にあるのは間違いありません。
そしてその力の元となっているのは、前述のハイペリオンや、ライオット≒フェアトライアル」をベースにした強靭なパワーなのです。


ただ単に「ハイペリオン×フェアトライアル」で構成されただけの血脈なのか、それとも「ハイペリオン×フェアトライアル」の特徴を受け継ぎ、それを武器としている血脈なのかで、子孫に与える影響は大違いのハズ。

ディープインパクト×フォルリが好成績を挙げる秘訣はここにあるのでしょうね。





「配合パズルでアタリはわかる2014」

4月30日に血統専門の同人誌を発売いたします。
ディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライ、クロフネの4種牡馬を取り扱っています。

今回の記事を読んで、POG向きの血統について興味を持っていただけましたら、下記のエントリーをご覧になってもらえると嬉しいです(*ノω・*)
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1122.html
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