阪神JF血統考察…マーブルカテドラル

・母父エリシオ
エリシオは凱旋門賞を勝った馬。
一見重厚なスタミナタイプのようにも思えますが、そこまで極端ではないと思っています。
同じフェアリーキング×スルーピーで構成されたファルブラヴ程ではないにせよ、結構フェアリーキング的なスピードはちゃんと伝えてくれる印象です。
ヨーロッパ的な底力の補給にもなっていて、ダイワメジャー×エリシオという基本構成はワリと良い感じ。


・Seattle Slew×Bold Bidder
ダイワメジャーはノーザンテースト的な硬い走りが特徴のため、母方から柔らかいスピードを強く補ってあげたほうが良いです。
エリシオが持つシアトルスルーは柔らかさが特徴ですから、ダイワメジャーには助かる存在でしょう。
しかしこのシアトルスルー、柔らかさはバッチリなのですが、いかんせんスピード面でのキレ味には少々難アリだったりします(^_^;)

その点マーブルカテドラルの母ヘルスウォールは、ボールドビダーを同時に併せ持つことが重要なポイントとなっています。
シアトルスルーとボールドビダーで「ボールドルーラー×プリンスキロ」のクロスを作ることで、より柔らかくするだけでなく、シアトルスルーに足りなかったスピード面の強化にも一役買っているのです。


・Hail to Reason≒Consentida+Solo Landing
ダイワメジャーはヘイルトゥリーズン≒コンセンティダ3×3というニアリークロスを持っていて、それが自身の配合上のポイントにもなっています。
エリシオはヘイルトゥリーズン4×6ですから、その点の継続については抜かりありません。

ただマーブルカテドラルの場合は、それよりも3代母父ソロランディングの方が面白いな~と思うんですよ。
この血とコンセンティダは「ロイヤルチャージャー、ウォーアドミラル、マームード」の組み合わせのクロスになります。
ニアリークロスではないにせよ、上記ヘイルトゥリーズン≒コンセンティダの強化には確実に関わっているハズです。

ヘイルトゥリーズンをクロスしたダイワメジャー産駒の成績ですが、数字的に見ると実はそこまで目立った効果が見られません。
エリシオの持つヘイルトゥリーズンよりも、ソロランディングの方が重要な存在になっているのかもしれませんね。


・Promised Land≒Darlin Patrice5×5・5
マーブルカテドラルの祖母サラトガフラッシュはプロミスドランド≒ダーリンパトリス3×3というニアリークロスを持っています。
マーブルカテドラルはプロミスドランドのクロスを使ってそれを継続しています。
このプロミスドランドというのはザテトラーク的なスピードがウリです。
ダイワメジャーの配合論的にはあまり関係ありませんが、マーブルカテドラルの切れ味を支える重要な仕掛けの1つになっていることは間違いありません。

ちなみにプロミスドランドについては、望田大先生のブログを読んでもらったほうがわかりやすいです。
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/a2f7cc17b4d224acda7a545f3b29ee56



総合評価(A+)
この馬をデビュー前に考察していたのならば、僕はおそらくB+、良くてもA評価くらいにしかしなかったと思います。
なぜなら先程も書いたように、シアトルスルーというのは柔らかいだけでキレ味には乏しく、ダイワメジャーとの相性があまり良くないからです。
しかし実際のレース振りを見ると、自分が予想していた以上に決め手がある馬で驚きました。

ボールドビダーを合わせて、シアトルスルーの特徴を良い方向へ導いたこと。
プロミスドランドを強化したことで、ダイワメジャーらしからぬスピードを手に入れたこと。
これらが上手くハマったんでしょうね。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No Title

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!
ブログランキング
にほんブログ村 競馬ブログ POGへにほんブログ村 競馬ブログ 血統理論へ
FC2カウンター
『配合パズルでアタリはわかる』シリーズ
くりがしら
最新記事
カテゴリ
最新コメント
今年の指名馬
<メジャーグループ>
 1.レピアーウィット
 2.
 3.
 4.
 5.
 6.
 7.
 8.
 9.
10.

<マイナーグループ>
 1.
 2.
 3.
 4.
 5.
 6.
 7.
 8.
 9.
10.
リンク