ディープ牝馬はスピードの持続力が重要

今回の記事は、去年の11月に書いた記事を最新バージョンに書き直した改訂版です。
そろそろ来期のことも考える時期ですから、おさらいとして掲載することにしました。


ディープインパクトの場合、フォルリやテューダーミンストレルなど、兎にも角にもパワーの補強が重要だと僕は考えます。
しかし牝馬の場合は、頂点を競う舞台が阪神外回りや東京です。
直線が長いだけに、パワー一辺倒の推進力型では決め手に欠けてしまいます。

だから走りに“ゆとり”を持たせてやることも大切だと思うんですよ。


そこで重視すべき作戦は主に2パターン。
まず1つ目はリファール増幅作戦です。

ディープインパクトは、ヘイロー≒サーアイヴァーが伝える抜群の柔らかさが最も優れた長所です。
そのスピードを、持続力に定評のあるリファールでサポートしてやろうっていう寸法です。


・リファールのクロス
安直な作戦です(笑)
あまりクロスが濃いと、逆に粘っこくなりすぎるので注意しましょう。

主な活躍牝馬
ドナウブルー&ジェンティルドンナ、スマートレイアー、パララサルー、ハブルバブル


・ヌレイエフ
「ノーザンダンサー×フェアトライアル」がリファールを増幅します。
ヌレイエフはハイペリオン4×4の持続力が最大の特徴。
方向性もリファールと似ていますから親和性が高いのです。

主な活躍牝馬
ヴィルシーナ、デニムアンドルビー、シュプリームギフト、ハブルバブル


・トニービン
トニービン「ハイペリオン×フェアトライアル」がリファールを刺激します。
それでいてトニービン自身はかなりナスルーラ色が濃く、柔らかい持続力を伝えるタイプなのです。
これが良い意味での緩さを与えてくれます。

主な活躍牝馬
ハープスター、グルヴェイグ



さて、続いてもう1つのパターン。
リファールではなく、その子供のアルザオを増幅させる戦法です。

アルザオはリファールの持続力やサーアイヴァーの柔らかさの影響を受け、重厚感のあるしなやかさを伝えます。
これを増幅することで、牝馬らしい決め手を身につけようというワケですね。


・カーリアン
柔らかい切れが特徴の血脈です。
アルザオとはニアリークロスになるため、強力な決め手を誇ります。
資質的には一瞬の瞬発力というよりは、ゆったりとしなやかに加速していくタイプです。
それが結果として持続的なスピードの強化に繋がるのでしょう。

・主な活躍牝馬
ジョワドヴィーヴル、パララサルー


・ストームキャット
これもカーリアンと同じく柔らかいスピードが特徴。
アルザオ≒ストームキャットなのでわかりやすいですね。

・主な活躍牝馬
アユサン、ラキシス


・ラストタイクーン
カーリアン、ストームキャット程ではありませんが、ニアリークロスに近いレベルでアルザオに絡みます。

・主な活躍牝馬
マルセリーナ、デニムアンドルビー



以上、こんな感じです。

もちろん基本はパワーの補強が最優先なのは言うまでもありません。
ジェンティルドンナはアリダーやダンジグのパワーを合わせ、ヴィルシーナ、マルセリーナ、デニムアンドルビーはフォルリ+テューダーミンストレルを、アユサンはストームキャット+ウォーレリックの黄金パターンですから、そこはどの馬もちゃんと押さえています。

今回挙げた血脈の補強は、牝馬らしい決め手を手に入れるためのもう一工夫馬として、大いに役立つことでしょう。

ちなみに、リファール、トニービン、カーリアン、ストームキャット、ラストタイクーンについては、今月末に発売する同人誌でも考察しました。
興味がありましたら、是非買ってください!

・POG成績
頭数 芝連対率 ダ連対率 芝1走あたり
ディープ牝馬全体 242 26.2% 21.5% 280万円
リファール牝馬 24 38.8% 8走のみ 507万円
ヌレイエフ牝馬 31 29.6% 5走のみ 370万円
トニービン牝馬 19 38.9% 7走のみ 522万円
カーリアン牝馬 8 50.0% 2走のみ 552万円
ストームキャット牝馬 13 32.7% 7走のみ 415万円
ラストタイクーン牝馬 6 47.8% 出走なし 1063万円


実はまだ書きたいことが残っているんですけど、長くなりすぎてしまったので、続きは次回に持ち越したいと思います。
次は牡馬も絡めて考察します。
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