笠雄二郎氏、栗山求氏、望田潤氏の配合論をベースに、POG向きの血統論を考察しています。

ステゴの大きな落とし穴

ステイゴールド×「ウォーアドミラル×ラトロワンヌ」血脈について、同人誌には掲載しなかったことを、ブログで考察したいと思います(^o^)

まずは事前に「ウォーアドミラル×ラトロワンヌ」の記事を読んでくださいね。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1132.html


ノーサードチャンスを増幅する事を重視すると、好相性と認定出来そうな「ウォーアドミラル×ラトロワンヌ」血脈は、ブサンダ、ブルーアイドモモ、ブッシャー&ミスターブッシャー&ストライキング、ベターセルフ&ビームの7血脈あたりでしょうか。

このステゴ産駒を7血脈の有無で分けて、POGデータを出してみました。


・7血脈のいずれかを持つ馬のPOGデータ

頭数 芝連対率 ダ連対率 芝1走あたり賞金 期間内重賞馬率
7血脈のどれかを持つ 262 17.1% 9.1% 213万円 3.4%
どれも持たない 378 13.6% 7.5% 90万円 0.3%

このように、結構ハッキリとした差が出ています。
「ウォーアドミラル×ラトロワンヌ」血脈を持たない馬で、POG期間に活躍したのはレッドリヴェールしかいません。

…つーかこれせいでレッドリヴェールを低評価にしちゃって、痛い目を見たんですけどね(笑)
そうは言ってもPOG的には結構重要な要素だと思うんです。


ただし、一つ注意しなくてはいけない点があります。

「ウォーアドミラル×ラトロワンヌ」血脈というのは、アメリカで発展してきました。
そのため、この血を持つ繁殖牝馬というのは、他の構成もアメリカ的であることが多いです。

実はそこに大きな落とし穴があります。
ステイゴールドは、アメリカ代表とも言える大種牡馬“ミスタープロスペクター”との相性が最悪なんですよ(;´Д`)

頑丈さが欲しいステイゴールドにとって、ミスタープロスペクターの軽快スピードは全く合いません。


・ステゴ×ミスプロのPOGデータ

頭数 芝連対率 ダ連対率 芝1走あたり賞金 期間内重賞馬率
ミスプロあり 180 12.9% 7.6% 74万円 該当なし
ミスプロなし 460 15.7% 8.5% 164万円 2.2%


これだけ該当馬がいるのにも関わらず、ミスタープロスペクターを持つステイゴールドから誕生した重賞馬は、POG期間はおろか生涯成績で見ても、アルコセニョーラただ1頭のみ。
かなり悲惨な成績です。

困ったことに、「ウォーアドミラル×ラトロワンヌ」血脈というのは、アメリカ的であるが故に、一緒にミスプロがセットでくっついてくることが多いんですよ。
わかりやすい例で言うと、ウッドマン、シーキングザゴールド、ファピアノ、ミスワキあたりなんて、まさにこのパターン。
ステゴにとってはいい迷惑ですよね(^_^;)

試しに、先程挙げた「ウォーアドミラル×ラトロワンヌ」7血脈を持つステゴ産駒を、更にミスプロの有無で分けて、POG成績を調べてみました。


・7血脈を持つ馬における、ミスプロの有無のPOGデータ

頭数 芝連対率 ダ連対率 芝1走あたり賞金 期間内重賞馬率
7血脈+ミスプロ持ち 93 12.3% 9.5% 70万円 該当なし
7血脈のみ 169 19.4% 8.8% 281万円 5.3%

ということで、ミスプロの存在がかなりマイナスになっているのは間違いありません。


前回ブログで「ステイゴールド×ノーザンテーストのクロス+(ウォーアドミラル×ラトロワンヌ)」という成功パターンを紹介しました。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1133.html

このパターンに該当する2歳馬は8頭いて、同人誌では全馬のリストを公開しています。
その中にミスプロを持つ馬は3頭。
指名するかどうかは慎重に検討した方がいいかもしれませんよ~。





「配合パズルでアタリはわかる2014」

4月30日に血統専門の同人誌を発売しました!
ディープインパクト、ステイゴールド、ハーツクライ、クロフネの4種牡馬を取り扱っています。

今回の記事を読んで、POG向きの血統について興味を持っていただけましたら、下記のエントリーをご覧になってもらえると嬉しいです(*ノω・*)
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1122.html

スポンサーサイト


2014/05/03 | 08:32
ステイゴールドコメント:4トラックバック:0
コメント
ステゴに限らず、サンデー×ミスプロは、緩い体質になりやすいと、望田先生は常におっしゃっています。
それと同時に、その緩い体質を締める効果があるのが、フォルリ×ソングとリボーだそうです。
これをいっぺんに持つミスプロといえば、キングマンボが該当し、さらに、サンクタス(ディクタス父)を内包しています。
そこで私が考えるのは、キングマンボ×デインヒルですね。
あと、青葉賞をラングレーが負けて、POG指名馬でダービー行けるのは、ワンアンドオンリーだけになっちゃいました。
去年、各POG関連本で絶賛された馬より、素人の山勘が当たるとは、思いもしませんでした。

2014-05-03 土  23:09:20 |  URL | Y子 #SFo5/nok [編集]
Amazonで注文した本、今日届きます。ゆっくり読んで、POGに備えたいです。
2014-05-05 月  18:13:20 |  URL | とる #- [編集]
確かにそうですね。
ミスプロの柔らかさが出ないような策を練るのであれば、キングマンボのようなタイプが良いでしょうし、デインヒルをセットにすれば、プラス面の方を強調することが出来そうですね。

ラングレーは2歳戦スタート前の評判からしたら、残念な結果と言わざるをえませんね。
でもワンアンドオンリーでダービーに行けるというのは凄いと思います。
ちゃんと明確な理由があっての指名ですから、素人の山勘なんかじゃありませんよ!
2014-05-07 水  12:21:38 |  URL | くりがしら #- [編集]
早めに届いたようで安心しました。
楽しんでいただければ幸いです(^o^)
2014-05-07 水  12:24:53 |  URL | くりがしら #- [編集]
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事にトラックバッ クする(FC2ブログユーザー)

 
 

 
Copyright © やれなかった・やらなかった・どっちだろう All Rights Reserved. Powered By FC2. 
Template Desingned by ちょwwwのけものオンライン?