やれなかった・やらなかった・どっちだろう

笠雄二郎氏、栗山求氏、望田潤氏の配合論をベースに、POG向きの血統論を考察しています。

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『配合パズルでアタリはわかる』シリーズ

くりがしら

今年の指名馬

<メジャーグループ>
 1.レッドクライム
 2.クライムメジャー
 3.ヴァナヘイム
 4.アドミラブル
 5.クリアザトラック
 6.メイズオブオナー
 7.ハナレイムーン
 8.ボムクレイジ
 9.グラニーズチップス
10.ロードアルバータ

<マイナーグループ>
 1.モンドキャンノ
 2.スピリットオブラヴ
 3.インヴィクタ
 4.ペルシアンナイト
 5.ラボーナ

<地獄グループ>
 1.ジューヌエコール
 2.ハッシュタグ
 3.サンライズノヴァ
 4.カウントオンイット
 5.ウノピアットブリオ

ココロノアイ考察 ~女版ゴールドシップ~ 2015-04-02-Thu

ステイゴールド×デインヒルという組み合わせは、これまでナカヤマフェスタ、フェノーメノという2頭のG1馬が誕生していましたが、3歳世代からも重賞2勝馬ココロノアイを出し、黄金配合を威力をまざまざと見せ付けています。

桜花賞に出走する、もう1頭のステイゴールド産駒キャットコインは、比較的しなやかな体質によるスピードが主体になっていますが、ココロノアイはノーザンテーストにデインヒルを同調させることで、ステイゴールドの頑丈さを大きく引き出す構成となっていて、配合的にはこちらの方が正統派といえますね。

ただし、ココロノアイの資質に大きな影響を及ぼしているのはデインヒルだけでありません。
祖母マックスジョリーの構成も非常の大きな意味を持っていると考えています。


マックスジョリーはプリンスリーギフトを持つため、ステイゴールドとの組み合わせではクロス(ココロノアイは5×6)が発生します。
プリンスリーギフトは子孫にスピードを伝える血脈なのですが、体質が非常に柔らかいため、頑丈さが欲しいステイゴールドでこのクロスを作ってしまうと、スピードアップというよりはグニャッとしたダラシなさとして、ネガティブに伝わってしまいがちなのです。

しかしステイゴールド×マックスジョリーは、プリンスリーギフトの資質に加えてリアルシャダイ経由でロベルト系特有のスタミナが混じるため、「ダラダラしてるけど中々減速しない」惰性的なスピードの持続力として伝わりました。
つまりココロノアイの場合は、プリンスリーギフト的な緩さがマイナスに作用したのではなく、立派な“個性”として発現したようです。


実はステイゴールド産駒には、これと同じような伝わり方をした名馬が存在します。
G1・5勝馬のゴールドシップです。

ゴールドシップの祖母パストラリズムも、ロベルトとプリンスリーギフトを同時に併せ持つことで、上で説明したマックスジョリーの仕組みと同様、惰性的な持続力が強く伝わっています。
その結果、高速決着のレースでは全く見どころなく敗戦するのに、時計のかかる馬場になると無双状態になるという、もの凄い“個性派”ホースが完成したのです。

ココロノアイのレース振りを見ていると、力の要る稍重馬場をかかり気味に暴走しながらもしぶとく凌いだアルテミスSや、重馬場を力強く抜けだして完勝したチューリップ賞の躍動感。
あの姿には、どこかゴールドシップの面影が映し出されているようにも感じました。

ココロノアイという馬は、ベースはナカヤマフェスタ&フェノーメノの「ステゴ×デインヒル」配合ですが、本質は「ロベルト+プリンスリーギフト」のゴールドシップ型の馬なんじゃないかと考えています。


今回の桜花賞は、阪神巧者(6-1-0-0)で有名なゴールドシップが、阪神マイル戦を走ったらどうなのか?ってことなんです(いや多分違うけど)。
でも阪神マイルってやっぱり切れ味を必要とする舞台だし、しかもゴールドシップは阪神マイルなんて走ったこと無いから、どのくらい対応出来るかわかんないでしょ?
だから困ってるんですよ(笑)

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コメント


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サンデーニアリー 正月 | URL | 2015-04-02-Thu 20:21 [EDIT]

こんばんは
Glorious Songはサンデーサイレンスとニアリーでしょうか?
サンデーのニアリーを調べていたら、きさらぎ賞にでていた
ムーンクレストを見つけました。この馬、Glorious Song×
ssの3×3でヘイローの4×4なので、かなり良い感じの配合
に見えるのですがどうでしょうか?

>正月さん くりがしら | URL | 2015-04-03-Fri 20:15 [EDIT]

僕の個人的な印象としては、Glorious Song×サンデーサイレンスの場合は「ヘイロー、スワップス≒エーデルワイス」の組み合わせのクロスという感じなので、ニアリーとは考えてないですね。
ただしグローリアスソングは子孫に多くの活躍馬を送り出す名牝系ですから、その血を介してヘイローのクロスをつくることは、優れたスピードをもたらす仕掛けとして非常に優れていると考えています。

ムーンクレストの構成は僕も嫌いじゃないです。
母系や欧州的な重さと緩さがあるので、もう少し成長して体幹に芯が入れば、もっと良くなると思います。

ありがとうございました 正月 | URL | 2015-04-03-Fri 20:55 [EDIT]

やはりニアリーではありませんでしたか
ムーンクレストはスピードよりの配合
だと思うのですが、タイム的にまだ覚醒
していない感じです。崩れていないですし
古馬になれば、楽しみな馬です。


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