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POGでクロフネ牡馬を指名する利点

クラリティスカイがNHKマイルカップを勝ったので、POGでクロフネ牡馬を指名する利点を考えてみました。

クロフネはフィリーサイアーというイメージを持っている方は多いと思います。
実際それは正しくて、活躍馬は牝馬の方が多いです。
試しにPOG期間内の芝データを調べてみたところ、やっぱり牡馬より牝馬の方が成績は優秀でした。


・POGデータ(芝)
(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
牡馬・芝 504 44 8.7% 14.4% 157万円
牝馬・芝 502 53 10.6% 16.2% 144万円

競走馬全体の傾向としては、牝馬は牡馬と比べると成績が低くなるのが普通です。
しかしクロフネの場合はそうなっていませんから、これは立派なフィリーサイアーと言っていいのではないでしょうか。


でも牡馬に魅力がないわけではありません。
牡馬が優れているのは、芝でダメでもダートで潰しが利くというところです(あんまし褒めてないか、笑)。

もちろん牝馬のアタリを無事に引ければ全く問題ないんですけど、世の中そう簡単にいくわけがありません。
もし上手くいかなかった場合にダート路線で堅実に稼ぎやすいのは、パワーに優れた牡馬の方です。


・POGデータ(ダート)
(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
牡馬・ダート 504 149 29.6% 21.8% 122万円
牝馬・ダート 502 115 22.9% 17.6% 95万円


ぶっちゃけ、そもそも牝馬でも(他の種牡馬と比べて)そこまで成績優秀ってわけでもないですよね。
芝勝ちあがり率は10頭に1頭くらいしかいませんし…(^_^;)

ホエールキャプチャ、クロフネサプライズ、ストークアンドレイ、マルモセーラ、オディールを狙って、もしアタリを引けない場合は戦力になりづらい牝馬。
一方、フサイチリシャール、クラリティスカイ、インパルスヒーローを狙って、外れた場合でもダートでちょこっと小銭を稼ぐことが出来る牡馬。

どっちにしろ、かなりリスクの伴った指名になるのは間違いありませんから、それなら外れた時に潰しが利きやすい牡馬を指名するってのもアリかもしれませんよ。

…そもそもクロフネ産駒は指名しねーよって思って読んでる方も多いんだろうな~とか考えつつ、今回の記事を書いてみました(笑)



ちなみに、クロフネと相性の良い血脈(ノーザンテースト、トニービン、ヌレイエフ、マルゼンスキー、サンデーサイレンス)との組み合わせについても、成績データを調べましたので参考にしてください。


・POGデータ(芝)
(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
ノーザンテースト牡馬・芝 78 10 12.8% 17.0% 193万円
ノーザンテースト牝馬・芝 92 11 12.0% 17.3% 170万円






(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
トニービン牡馬・芝 38 5 13.2% 16.7% 241万円
トニービン牝馬・芝 32 6 18.8% 22.7% 246万円






(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
ヌレイエフ牡馬・芝 29 6 20.7% 20.8% 183万円
ヌレイエフ牝馬・芝 45 6 13.3% 19.2% 120万円






(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
マルゼンスキー牡馬・芝 23 5 21.7% 19.8% 407万円
マルゼンスキー牝馬・芝 32 2 6.3% 22.2% 154万円






(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
サンデー牡馬・芝 214 23 10.7% 17.4% 216万円
サンデー牝馬・芝 207 27 13.0% 17.6% 154万円


牡馬もそこまで劣っているというわけではなさそうです。
ではダート路線に行った場合はというと…


・POGデータ(ダート)
(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
ノーザンテースト牡馬・ダ 78 21 26.9% 24.7% 142万円
ノーザンテースト牝馬・ダ 92 16 17.2% 15.3% 81万円






(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
トニービン牡馬・ダ 38 12 31.6% 30.0% 151万円
トニービン牝馬・ダ 32 11 34.4% 26.9% 135万円






(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
ヌレイエフ牡馬・ダ 29 6 20.7% 26.3% 180万円
ヌレイエフ牝馬・ダ 45 9 20.0% 17.8% 88万円






(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
マルゼンスキー牡馬・ダ 23 8 34.8% 25.3% 142万円
マルゼンスキー牝馬・ダ 32 9 28.1% 16.3% 86万円






(POG期間内) 頭数 勝ち上がり 連対率 1走当賞金
サンデー牡馬・ダ 214 68 31.8% 24.7% 145万円
サンデー牝馬・ダ 207 42 20.3% 17.9% 94万円


牡馬の方が優秀ですね。

ニックスについての詳しい理論については、血統同人誌「配合パズルでアタリはわかる2014」で考察しています。
興味をもっていただけたら是非読んでいただけると嬉しいです(今回の記事で興味がわくとは思えないけど、笑)


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クロフネ産駒

クラリティスカイもやはりクロペリオン配合だったのかな?

>とるさん

クラリティスカイの場合はヘイルトゥリーズン≒フランシスエス6×5と、ブラマリー≒ゴールドディガー6×6によって米スピードを増幅していますので、タイプとしてはクロペリオンで成功したというよりは、フサイチリシャールと同じロベルト増幅型の成功パターンだと思っています。
マルゼンスキーもロベルトの米血増幅に関わっていますしね。

でもフサイチリシャールと違ってクラリティスカイは4代母がテューダーミンストレル4×3なので、米血主体の中にも「ハイペリオン×サンインロー」的な欧血がワンポイント入っていて好きです( ゚∀゚ )

先日はお返事どうもです&管理者のみを解いて他の住人の皆さんにも初めまして。
一応血統表の読み取り方は合ってたみたいでそれは安心と。
しかし、ここを刺激するといい。ってハッキリしてる系ならともかく、個々の例を詳しくやろうとすると理解が追いつきません(笑)
軽いとか重いとか柔らかいとか堅いがどうも自分のイメージと合わないってのもあります。
えっミスプロやヘイローってメリケェェェンだからダートでパワーじゃないの?デピュティミニスターはパワーなのになんで?メリケェェェンのダートパワーじゃないなら、ヨーロピァァァァンの深い芝と坂のパワー?でもニジンスキーもパワー組じゃないらしい……14/5/27の日記でキングマンボのガッチリしたパワーを刺激したくないからミスプロのクロスは良くないって、ミスプロは軽くて柔らかいんじゃなかったの?って感じです。
もっと理解を深めて話してみたいです。

こんなこと書いたのも、『ミスプロのネガティブニックスの例外』キングマンボxジェイドロバリーが取り上げられましたが、アルコセニョーラって、ステイゴールドxミスプロxニジンスキー……初心者視点だと、アメリカァァァァンなミスプロと合わないんなら、ヨーロピァァァァンなニジンスキーで中和とかになるのかなあと思ったけど、違うのかなあみたいに思ったり……

と、ここまで書いた時点で、アルコセニョーラの母系を見るとテューダーミンストレル(≒フォルリ)が……ジェイドロバリー!?
いやここでは別に≒フォルリというより、ハイペリオンxスウィンフォードとだけ思うべきなのかディンヒルやディキシーランドの先祖ヘリオポリスやメジロマックイーンの。
そしてナカヤマナイトのアリダー先祖Ponderも該当!
ブルペイジでミスプロの弱さを消しながら、別の相性のいい血を……
あれ、でもステイやハーツは柔らかいんで柔らかいミスプロが合わないからミスドッグウッド≒ブルページって話なのに、ガッチリしたキングマンボがミスプロで増幅されてしまうって……?
さらに話が飛んでアリダーはパワー系だけど、レイズアネイティブxナスルーラでブルドッグも入ってるアリダー≒ミスプロだったり……?

なんか調べながら書いてたらとりとめが無くなりすぎました。難しいからこそ解き明かそうとするけど、解らないことだらけですねえ……このあたりで失礼します~

>オメガさん

血統ってややこしいですよねえ。
僕もいまだにボンヤリとしたイメージがたくさん残ったまま、日々血統と向き合ってますよ(笑)

アリダーとミスプロは同じレイズアネイティヴ+ナスルーラ+ブルドッグでもタイプは全然違います。
アリダーは母のスウィートトゥースが抱えるブルリー3×3の影響でパワー的な要素が強く出ています。
しかしミスプロは母ゴールドディガーが持つ5×6の影響で、柔らかいスピードが強いです。

同じような構成も、他に抱えるクロスや自身に伝わるメイン資質によっては、違った要素を伝えるってことですね。
同血の兄弟関係であるディープとブラックタイドも、ディープの方がサーアイヴァーの柔らかさをより強く伝えますしね。

だからミスプロが軽いか重いかと聞かれれば、僕は「軽い」と答えます。
でもそれはあくまでもミスプロ単体での場合であって、他の構成次第では重くもなります。
なのでキングマンボが軽いか重いかと聞かれれば、母のミエスクの重厚さが強く出ているという判断から、間違いなく「重い」と答えます。

オメガさんが閲覧してくださった14/5/27の日記についてですが、ミスプロをクロスするということは、キングマンボも資質(の一部)を刺激するということですから、ミスプロ的な軽さを出すというよりはキングマンボ的なパワフルな資質を前に出す行為と捉えています。
上で書いたように、キングマンボはミスプロ系の中でも重いパワータイプですから、ミスプロをクロスしていてもガッチリしたパワー寄りに出やすいのは、そのあたりの影響があるんだろうなと思っています。

ただ、あの記事は少し説明足らずな部分があったので今ここで補足させてもらいますが、芝向きのキンカメというのはフォルリ+テューダーミンストレルのスピードや、ラストタイクーン(のミルリーフ)のスピードなど、いわゆるヨーロピァァァァンなスピードをメイン据えることがプラスに働きやすいタイプです。
なのでミスプロのようなメリケェェェンなスピードをクロスして主軸に据えることは、たとえミスプロ本来の軽さが強く出たとしても、キンカメにとって大切な本質をぼやかしてしまう可能性が高く、それが相性の悪さに出ているのだと考えることも出来ます。

相性の良し悪しは決して一つの解答だけで成り立っているのではないんですけど、僕はワリとシンプルに省略してまとめてしまいがちなので、それがかえって誤解を招くような表現になっちゃってましたね。
色々と雑でスイマセン…(^_^;)

いえいえ~。一夜明けて書いてた時のテンションが去ったらめっさ読みにくい、考えを雑なまんま発した文章でこちらこそスイマセン(吐血)

>相性の良し悪しは決して一つの解答だけで成り立っているのではない
全くその通りですね。ツイッターで書いておられたダイワメジャーの選定も、こちらものたうち回っております(笑)
私、オメガスピリットをこちらや、望田氏、栗山氏のブログ見て、いいなと最初思ったんですが、ダンジグと結果が出てないんで固まってしまいました(汗)
ミスプロ(ミスドッグウッド)での例のブルドッグブルーラークスパー増幅に、サーゲイロードにセクレタリアト(ボルキロ)にノーザンダンサー、さらに血は水より濃し2014-03-30記事よりノーザンダンサー以外でのプリティポリーが、チーフズクラウンの母母Chris Evertの母父父Indian Hempの母系にmolly desmondが入っていて、完璧だ!と思ったところで、ダイワメジャーとダンジグとは相性が良くないって話をこちらで拝見して、どうするんだよこれ……って顔に今なってます(爆)

>オメガさん

オメガスピリットは結構好きなんですけどね~。
確かにダンジグはダイワメジャーとの相性が決して良いとはいえませんが、そこではなくサーアイヴァーを経由したサーゲイロード≒セクレタリアト6×4が強く出てくれれば、普通に良い馬が出ても不思議ではないと思います。
一応トーセンベニザクラがダンジグ持ちで重賞を勝ってますから、良い方の要素を見てあげるのもアリでしょう。
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