脳内POGカップ2015-2016 指名馬紹介(7,ティソーナ)

2015/06/14 13:17

脳内POG BLOGさんが主催されている「脳内POGカップ2015-2016」。
そこで指名した15頭の指名理由を書いていきたいと思います。

指名馬15頭は→コチラ

僕はお世辞にもPOGが上手とはいえません(^_^;)
なので来年の順位も当然大事なのですが、それよりも何よりも、指名理由を読んだ読者に「これは確かに走りそうだな…(゚A゚;)ゴクリ」と思わせるような、説得力のある指名を心がけました(笑)



7,ティソーナ
父:ダイワメジャー
母:ラドラーダ
http://db.netkeiba.com/horse/2013106133/



ダイワメジャーの配合にはいくつかのポイントがありますが、一番重要なのは「柔らかさ」を加えること。
母父ノーザンテーストの頑丈さを強く伝える種牡馬のため、その硬さをほぐすような要素が欲しいのです。

そこで有効なのがいわゆる“ナスキロ”血脈。
その中でも父のターントゥから俊敏な柔軟性を受け継いでいる“サーゲイロード”は、ダイワメジャーとの組み合わせでバツグンの相性を誇ります。

ダイワメジャー産駒の重賞馬7頭のうち、5頭(カレンブラックヒル、エピセアローム、トーセンベニザクラ、ダイワマッジョーレ、エクセラントカーヴ)が母方にサーゲイロードを抱えています。
サーゲイロードが与える影響力はかなりのものですから、これはやはり重視した方がいいでしょう。


更にもう少し細かく掘り下げてみましょう。
実はダイワメジャー×サーゲイロードの組み合わせの場合、母方に“ナスキロ”血脈の本数が多くなればなる程、成績が優秀になるというデータがあるんです。


・POGデータ

POG期間の芝成績 頭数 芝勝ち上がり 芝連対率 芝1走当賞金
サーゲイロード1本のみ 22 8 36.4% 20.5% 137万円
サーゲイロード+ナスキロ1本 38 9 23.7% 23.5% 159万円
サーゲイロード+ナスキロ複数 41 15 36.6% 25.0% 306万円


ダイワメジャー自身はナスキロ血脈を持っているわけではありません。
それは言い換えると、ナスキロ資質を増幅させるための起爆剤を全く持たない状態ともいえます。
そのため、ノーザンテーストの硬さをほぐすのにサーゲイロードが1本あったくらいでは足りないのです。

つまり「サーゲイロードを持つ」お母さんならOK!というわけではなく、「サーゲイロードを起点としたナスキロ資質を色濃く伝える」お母さんを合わせるのが正解!というわけですね。
ダイワメジャー×サーゲイロードから誕生した重賞馬5頭の母は、全てサーゲイロード以外にも2本以上のナスキロ血脈を抱えています。


・カレンブラックヒル(サーゲイロード+セクレタリアト+ファピアノ)
・エピセアローム(サーゲイロード+ボールドラッド+リヴァーマン)
・トーセンベニザクラ(サーゲイロード2本+オートクラティック)
・ダイワマッジョーレ(サーゲイロード2本+ローソサイエティ)
・エクセラントカーヴ(サーゲイロード+シアトルスルー+セクレタリアト+リヴァーマン)


以上のデータを踏まえて、「ダイワメジャー×サーゲイロード+ナスキロ2本以上」の構成をした2歳馬を探したところ・・・、該当馬は19頭いました。
カレンブラックヒルの全弟ミュゼモーゼスや、エピセアロームの全妹アッラサルーテはもちろん魅力的だったのですが、それと同じくらい良いな~と思ったのが本馬ティソーナでした。


母父のシンボリクリスエスという種牡馬は、クリスエス×シアトルスルーによる“ナスキロ”的な柔軟さを強く伝えるタイプで、ダイワメジャーのノーザンテースト的硬さをほぐすのにピッタリ。
更にシンボリクリスエスの3代母ヘイルプラウドリーが、ダイワメジャーの3代母コンセンティダとニアリークロスで脈絡することで、偉大な名牝系スカーレットインク(の母)の資質の増幅を兼ねていることも大きなポイントです。
http://pednet.k-ba.com/cgi-bin/ped/match.pl?fdata=11418&mdata=111671


本馬の母であるラドラーダはG1のヴィクトリアマイルにも出走した経歴もあり、牝馬の成績がアレなシンボリクリスエス産駒にしては珍しくスピードに優れた馬でした。
この高い能力はボリクリ由来というよりは、母のレディブロンドの素質によるものでしょう。
レディブロンドは母としてラドラーダの他にも、帝王賞勝ちのゴルトブリッツを生む優秀なお母さんですからね。

そのレディブロンドは繁殖能力だけでなく、現役時代も本当に凄い馬でした。
デビュー戦が5歳6月、1000万下に出走という極めて珍しい経歴の持ち主なんです。
しかもそのレースを快勝したうえ、そのまま無傷の5連勝を飾っています。
6戦目で挑んだG1スプリンターズステークスも4着と健闘したものの、このレースを最後に故障で引退となりました。

現役期間はわずか3ヶ月半…Σ(゚Д゚)
異例の短さの中でここまで実績を残したのですから、能力の高さは疑いようがありません。

じゃあレディブロンドの高い能力はどこから来たのかというと、それはもちろん母のウインドインハーヘア由来ですよね。
だってレディブロンドだけじゃなく、ディープインパクト、ブラックタイドなどを産んだ名牝ですもの。


超一流の牝系出身で、ダイワメジャーの成功パターンもバッチリ踏襲しているティソーナ。
もう絶対走るに決まってますやん(^o^)



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好配合2歳馬一覧 ⇒ コチラ


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ぶった斬る2015  | コメント : 2  | トラックバック : 0 |

コメント

日曜新馬

ダイワメジャーのおさらいをするなり、ダイワメジャー産駒が新馬独占でしたねー。

リリカルホワイトはフレンチデピュティがノーザンダンサーとナス(ボル)キロ、クロフネ母系内にヘイルトゥリーズン、ベゴニアの父系キートゥザミントの母母がもう一本マンノウォー・ブラックトニー・ノーススター≒スパイソング≒ビーマックス

メジャーエンブレムは母父系サドラーでノーザンダンサーとヘイルトゥリーズン、ポリッシュプレジデントの母父バックパサー→ブサンダでもう一本マンノウォー・ブラックトニー・ノーススター、そしてシャーリーハイツ→ミルリーフナスキロ。クロスではないが、7代目にプリンスリーギフト(テーストほぐしに定評のある)

タガノヴィアーレ(母系がpednetで出なくて大変だった)がMR.Greeley→ゴーンウェスト→セクレタリアト、アルザオのノーザンダンサーとサーアイヴァー、そしてハビタットで多重ナスキロ

ライバルは先に1勝を挙げた、頑張れティソーナ!

| 2015/06/15 |  00:30 | オメガ #- |  URL | 編集 |

>オメガさん

先週はダイワメジャー祭りでしたねえ。
勝った馬はどれも見どころのある配合をしていましたから、3頭とも次走が楽しみです(^o^)

この勢いに便乗したいので、ティソーナも早く入厩してほしいです!

| 2015/06/15 |  16:21 | くりがしら #- |  URL | 編集 |

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