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エアスピネルを考える

今週から秋競馬がスタートするということで、久しぶりにデビュー前の新馬考察をすることにします。

秋華賞馬エアメサイアを母に持つ、エアスピネルの考察です。

この馬、追い切りが非常に良いですね。
血統が血統だけに期待せずにはいられません(・∀・)


配合面において一番の焦点となるのは、ノーザンテーストを持つという点です。

ノーザンテーストはレディアンジェラ3×2による頑丈なパワーが持ち味。
これをキングカメハメハに合わせると、トライマイベストとノーザンテーストが「ノーザンダンサー、アリバイ≒レディアンジェラ」の組み合わせのクロスで脈絡するため、パワーがより増幅されます。

キングカメハメハは繁殖牝馬のタイプによって様々な産駒を出すオールマイティ型の種牡馬ですから、ノーザンテーストを組み合わせるパターンは、パワー主体のタイプに出やすいでしょう。


それを踏まえつつ、とりあえずPOG成績を見てください。


・POGデータ
3~9歳 頭数 勝ち上がり 芝成績 ダート成績
連対率 1走当 連対率 1走当
キングカメハメハ全体 1032 215 167 37.1 19.8 % 186 万円 22.3 % 119 万円
ノーザンテースト持ち 167 42 32 44.3 23.3 267 万円 24.4 149 万円

芝の成績がとても高いです。
非常に魅力的な組み合わせのように見えますね。


…しかし!
個人的には、この数値は罠のように感じています。


というのも、キンカメ×テーストがPOG期間に出した活躍馬って、ほとんどが「トニービン」持ちなのです。

同人誌「POGを血統でぶった斬る!!配合パズルでアタリはわかる 2015」で書きましたが、キンカメ×トニービンは有名なニックス。
ドゥラメンテやラブリーデイ、ミッキードリームなど、芝向きの大物を多く送り出しています。

このパターンはトニービン的な緩さが強く出やすいため、それを引き締めるという意味で、ノーザンテーストの頑丈さは大きな恩恵をもたらしてくれます。

しかしキンカメ×テーストそのものはちょっとパワーが強いので、トニービンがない場合は、成績データほど相性の良さはないのではないか…と思うんです。


・POGデータ
3~9歳 頭数 勝ち上がり 芝成績 ダート成績
連対率 1走当 連対率 1走当
キングカメハメハ全体 1032 215 167 37.1 19.8 % 186 万円 22.3 % 119 万円
キンカメ×テースト
トニービンなし
145 31 29 41.4 20.3 168 万円 24.5 160 万円
キンカメ×テースト
トニービン持ち
22 11 3 63.6 36.5 % 706 万円 23.1 % 133 万円


このように、トニービンを持たない方はそこまで芝の成績が優秀ではありません。
逆にトニービン×ノーザンテーストの成績は素晴らしいですから、POGでは要チェックの配合パターンといっていいでしょう。


話をキンカメ×テーストに戻します。
この組み合わせは頑丈さが最大の取り柄なので、牡馬に生まれた場合は余計パワフルに出やすいです。


・POGデータ
3~9歳 頭数 勝ち上がり 芝成績 ダート成績
連対率 1走当 連対率 1走当
キングカメハメハ牡馬全体 586 146 119 45.2 22.4 % 212 万円 26.7 % 142 万円
キンカメ×テースト牡馬
トニービンなし
81 22 21 53.1 23.0 141 万円 32.6 209 万円


牡馬に限定すると、ダートの成績がかなり優秀です。
POG期間の主な活躍馬は、ダノンリバティ(毎日杯2着ですが、その後ダート路線で素質開花)、ハタノヴァンクール(伏竜S、端午S勝ち、その後ダートGⅠ勝ち)、ソリタリーキング(ヒヤシンスS2着、その後ダート重賞勝ち)など。


これらのデータを見てしまうと、(POG的には)あまりキングカメハメハ×ノーザンテーストという組み合わせに魅力を感じることはありません。



とはいえ、エアスピネルはこれだけの血統馬で、調教もバッチリ動いてますからね。
少なくともハズレという可能性は低いでしょう。

ただそこから更なる高みを目指せる馬なのかどうか、そこはちょっと疑ってみたいかなと思っています。



POGに役立つ血統同人誌 ⇒ コチラ
好配合2歳馬一覧 ⇒ コチラ



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新種牡馬の

ダノンシャンティ産駒についてどう思いますか?
スマートオーディンが気になるんですが、新種牡馬となると…
ダノンシャンティのどこを強化するのが良さそうかをお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

>レイコイトイヤーさん

ダノンシャンティはヘイローのクロスや、ミリセント≒ミルリーフのニアリークロスの柔らかさで活躍した馬だけに、そのあたりの増幅は悪くないような気はしてます。
スマートオーディンの場合はサーアイヴァーがそのへんの刺激になりそうなので、悪くないとは思うんですよね。

ただ僕の中では、父のフジキセキがツボが全然わからない気まぐれ種牡馬という印象だったんですよね(^_^;)
なのでダノンシャンティもそうだったら困るな~とは思ってます(笑)

ルーラーシップ

くりがしらさん、こんばんは^^

これだけキンカメ×トニービンを分析できてるんですから、ルーラーシップ産駒の血統考察できるんじゃないですか?(笑)
例年なら一口では新種牡馬を避ける自分が、今年ルーラー産駒に興味津々なのは、サンデー牝馬に付けられる以上に、トニービンにポテンシャルを感じてるからなんですよね(^^)/

>レプティリアさん

いや~、どうでしょう。
キンカメ×トニービン唯一の弱点をノーザンテーストで補強したルーラーシップは、競走馬としてのバランスに問題がないだけに、種牡馬になってから何をどうアレンジするのが良いのかイマイチわからないんですよね。
それこそサンデーサイレンスを加えることくらいしか浮かばなくて(^_^;)

良い種牡馬になりそうな感じはスゴイするので、何とかツボを見つけだしたいところです。
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