3歳重賞勝ち馬回顧(プロフェット)

2016/04/02 23:06

今回考察するのは、京成杯の勝ち馬プロフェットです。


「配合パズルでアタリはわかる 2015」の手探り考察編で書きましたが、ハービンジャーの基本方針は「軽くしてから硬く引き締める」こと。




軽くしただけではフワフワするだけで芯が通らず。
逆に硬くしただけでは重すぎて俊敏さに欠ける。
軽さを引き出しつつ、ピリッと引き締めることで初めて俊敏な推進力が表現される、そういうタイプの種牡馬だという認識です。


その点プロフェットは、サンデーサイレンスで軽さを大きく補強した上で、ヌレイエフ(のアリストファネス)によってピリッと引き締めています。
まさにハービンジャーの教科書どおりといえる構成なのです。


ただし本馬が面白いのは、母父がサンデーサイレンス系種牡馬ではなく、ロベルト系のタニノギムレットであるという点。

タニノギムレットはダービーを勝った名馬ですが、持続型のロベルト系に属する種牡馬。
ハービンジャーとの組み合わせでは、ロベルト、シーバード、ヒズマジェスティ=グロースタークのクロスになるため、ドロッとした鈍重なスタミナの方が強調されやすいように感じます。

もちろんそういう重厚型だからこそ、中山2000mで強い競馬が出来たのでしょう。
ただここまで重厚さを主張するような配合の場合、スピード負けして大成しないこともしばしばあります。
しかしプロフェットはそうならずに重賞をキッチリと勝ってみせました。
これはハービンジャーの配合の選択肢をグッと広げる意味で、とても大きな意味があったレースだと思います。


大舞台・皐月賞ではパワーだけでなく俊敏さも兼ね備えた馬が多数出てきます。
トップクラスと比較するとさすがに俊敏さでは劣ってしまう分、最大の長所である持久力でどうカバーするのか、そこに注目ですね。



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