やれなかった・やらなかった・どっちだろう

笠雄二郎氏、栗山求氏、望田潤氏の配合論をベースに、POG向きの血統論を考察しています。

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3歳重賞勝ち馬回顧(マカヒキ) 2016-04-13-Wed

今回考察するのは弥生賞の勝ち馬マカヒキ。


ディープインパクト×フレンチデピュティという組み合わせは、アルザオとフレンチデピュティによる「ノーザンダンサー、サーアイヴァー≒ミッテラン」の脈絡がポイント。
これによってアルザオらしい柔らかい切れ味、ミッテラン譲りの軽快なスピードが大きく強化されます。
そのうえフレンチデピュティの場合は父が頑丈なパワーを伝えるデピュティミニスターのため、柔らかさがひ弱さとして出過ぎることもありません。
ピリッとした締りのあるスピードとして表現されます。
非常にバランスのとれた組み合わせで、抜群の安定感をもたらすニックスなのです。

ちなみにマカヒキは牡馬ですが、ディープ牝馬の場合でもディープ×フレンチの組み合わせはとても効果的。
「配合パズル2016」のディープインパクト姫の巻では、そのあたりも詳しく解説していますので、こちらもあわせて読んでもらえると嬉しいです。




そんな欠点の少ないオーソドックスな構成を基盤とするマカヒキですが、自身一番の特徴はヘイロー3×5。
素軽い俊敏さを強く伝えるヘイローの資質を大きく増幅することで、一瞬の切れ味に秀でたキャラになっています。

新馬戦~若駒Sと、京都コースで強烈なインパクトを残しているように、マカヒキの軽さが最大限に活きる舞台は平坦の京都でしょう。

一転、前走の弥生賞は急坂がある中山コース。
しかし中段馬群のペースがそこまで厳しくならなかったことで瞬発力を必要とする勝負になりました。
この馬の良さが削がれることのない展開だったように感じています。


となれば、これよりもっと厳しくタフなレースになった場合、どの程度パフォーマンスを維持できるのかがポイントになりそうですね。

ただ血統的にはパワー要素もしっかりと兼ね備えていますし、2代母父レインボーコーナーの母キングスコートがアリシドン4×5に加えてリボーを併せ持つタフなスタミナ血統。
何よりも馬格に恵まれていますから、個人的にはそこまで心配することはないんじゃないかと思ってます。



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