やれなかった・やらなかった・どっちだろう

笠雄二郎氏、栗山求氏、望田潤氏の配合論をベースに、POG向きの血統論を考察しています。

Entries

脳内POGカップ2016-2017 指名馬紹介(ヴァナヘイム)

脳内POG BLOGさんが主催されている「脳内POGカップ2016-2017」。
そこで指名した15頭の指名理由を書いていきたいと思います。

指名馬15頭は→コチラ


血統同人誌『配合パズルでアタリはわかる』シリーズで培った“配合パズル論”。
サラブレで連載中の『QN ~厩舎ニックスリサーチ姉弟~』で研究している“厩舎ニックス論”。

この2つをフルに活用し、最強の15頭をピックアップしました。
説得力だけならブッチギリ優勝レベルだと思ってます(笑)









・ヴァナヘイム

父:キングカメハメハ
母:グルヴェイグ
http://db.netkeiba.com/horse/2014105907/



【キンカメ×サンデー系×トニービン×ノーザンテースト】

キンカメの配合の場合、「柔らかさ増幅の斬れ味タイプ」か、「パワースピード増幅の機動力タイプ」か、どっちかに偏らせたほうが成功しやすい印象があります。

脳内POGカップではキンカメ産駒を2頭指名しました。
そのうちの1頭トゥザクラウンが機動力に特化した皐月賞向きであるのに対し、今回紹介するヴァナヘイムはダービー向きのタイプです。

その根拠はキングカメハメハ×トニービンによるホーンビーム6×5のクロス。
「ナスルーラ×ハイペリオン」由来の柔らかな斬れを武器にするニックスです。


ただしニックスと言ってもプラスばかりではありません。
トニービンという血脈は緩い体質を伝えやすいため、若駒のうちはあまり芯がしっかりしないのです。
どちらかといえば古馬になってから素質が開花するタイプを多く出しがちな組み合わせといえます。

そんなトニービンをPOG期間内で効率的に活用するには「2つの工夫」が必要です。


その1:母父にサンデー系種牡馬に据える
その2:ノーザンテーストを合わせる



1については、サンデー特有の軽快さを取り込むことで、2歳戦から対応出来るスピードを身につけるというメリットがあります。
それだけではなく、サンデー系を挟むことでトニービンの位置が自動的に3代目よりも奥に引っ込むため、(緩さという)悪い影響力が出過ぎないで済むという隠し効果にも繋がっています。

2に関しては、レディアンジェラの頑丈さに優れたノーザンテーストを合わせることによって、トニービンの緩さをガチッと抑えこむ狙いです。


軽さを加えたり、トニービンの存在感を薄めたり、逆に硬さを足したりなど、ま~色々と手のかかる構成だこと(^_^;)


本馬は母父がサンデー系屈指の軽さを誇るディープインパクト。
そして2代母父トニービンをバシッと効かせ、それを3代母父にノーザンテーストで押さえ込む隙の無さ。
全ての条件が揃っています。

ヴァナヘイム


「母父がサンデー系」、「ノーザンテースト持ちの2点をクリアしたキンカメ産駒の牡馬調べると・・・
11頭中7頭がPOG期間に勝ちあがり、その中からドゥラメンテ(春2冠)、ラブリーデイ(京王杯2歳S2着)、ミッキードリーム(毎日杯2着)が出ています。

POG期間データ 頭数 勝ち上がり 芝成績
連対率 1走当
キンカメ牡馬全体 663 164 135 45.1 22.6 % 217 万円
母父サンデー系+
トニービン+
ノーザンテースト牡馬
11 7 0 63.6 46.0 903 万円


ラブリーデイもミッキードリームも古馬になってから本格化しているイメージがありますし、本質的には晩成寄りなのかなという気もしますけどね(^_^;)
ま~POG期間にも仕事をしてくれてはいますから、たぶん大丈夫でしょう。




【角居勝彦×トニービン】

サラブレ『QN』で角居厩舎はまだ未考察。
なので詳しくは伏せておきますが、角居厩舎の厩舎ニックスは『女子力アップ血統』。
6月号の石坂厩舎(前編)と同じパターンに該当しています。


グレイソヴリン系の直系で、ナスルーラ5×3・5の柔らかさ伝えるトニービンは、女子力アップに効果的な血です。

ただサラブレを読んでくださってる方にとっても、トニービンが女子力血統だという情報は初耳ですよね(^_^;)
実は石坂厩舎編を書いたときに、トニービンとの組み合わは誌面で紹介するほどの実績がなかったので、ページ数の関係で割愛しちゃったのです(一応ブルーメンブラットがいます)


そんなわけで、トニービンの女子力っぷりが本領を発揮するのは角居厩舎の方。

トールポピー&アヴェンチュラ姉妹やルーラーシップ、エアソミュール、トーセンキャプテンなどの活躍馬が出ています。
そういえば本馬の母グルヴェイグも、この厩舎ニックスによって誕生した活躍馬ですね。


本馬はホーンビームのクロスによってトニービンらしさを前面に出した配合馬ですから、角居厩舎との厩舎ニックスが更に効果を発揮するハズ。
日本ダービーに最もふさわしい配合馬はこの馬と言っても過言ではありません。




POGに役立つ血統同人誌 ⇒ コチラ

スポンサーサイト

*Comment

No title 

某所でちょくちょくネタにされる、ソルレヴァンテの欲深いなんとやらですな。

それはさておき、ニジンスキー無しのノーザンダンサー複数持ちなのが気にかかりますね。
まあでもヤマカツエースがいますし、むこうはグラスワンダーとヴァイスリーガル=ヴァイスリージェントで硬いパワーを突き詰めた側なら、こちらは柔らかさを詰めて、良いとこが出れば十分重賞でも!
  • posted by オメガ 
  • URL 
  • 2016.06/24 00:43分 
  • [Edit]

>オメガさん 

たしかにニジンスキーをクロスしてればより安心だったんですけどね。
母父ディープなら柔らかみもバッチリでしょうし、良い方を重視してあげたいと思います(^^)
  • posted by くりがしら 
  • URL 
  • 2016.06/24 14:41分 
  • [Edit]

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

Menu

ブログランキング

にほんブログ村 競馬ブログ POGへにほんブログ村 競馬ブログ 血統理論へ

FC2カウンター

『配合パズルでアタリはわかる』シリーズ

くりがしら

最新記事

今年の指名馬

<メジャーグループ>
 1.レピアーウィット
 2.サナコ
 3.アドマイヤアルバ
 4.
 5.
 6.
 7.
 8.
 9.
10.

<マイナーグループ>
 1.カシアス
 2.
 3.
 4.
 5.
 6.
 7.
 8.
 9.
10.