笠雄二郎氏、栗山求氏、望田潤氏の配合論をベースに、POG向きの血統論を考察しています。

脳内POGカップ2016-2017 指名馬紹介(タイセイスターリー)

脳内POG BLOGさんが主催されている「脳内POGカップ2016-2017」。
そこで指名した15頭の指名理由を書いていきたいと思います。

指名馬15頭は→コチラ


血統同人誌『配合パズルでアタリはわかる』シリーズで培った“配合パズル論”。
サラブレで連載中の『QN ~厩舎ニックスリサーチ姉弟~』で研究している“厩舎ニックス論”。

この2つをフルに活用し、最強の15頭をピックアップしました。
説得力だけならブッチギリ優勝レベルだと思ってます(笑)









・タイセイスターリー

父:マンハッタンカフェ
母:スターアイル
http://db.netkeiba.com/horse/2014105983/



【マンハッタンカフェ×ヌレイエフ】

祖母のアイルドフランスは、ヌレイエフ×アリダーという頑丈なパワーで構成された繁殖牝馬。
そこに同じく頑丈なタイプであるロックオブジブラルタルを配して誕生したのが、本馬の母であるスターアイルです。

特にスターアイルの場合、「ダンジグ×アリダー」や、「ダンジグ×スペシャル」の組み合わせによって、両親のパワーを更に増幅させるような仕掛けが施されているのがポイント。

タイセイスターリー

「ダンジグ×アリダー」の関係性や、「ダンジグ×スペシャル」の関係性については、下記の記事を読んでください。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1523.html


本馬の兄であるミッキーアイルが短距離~マイルで好成績を残しているのは、スターアイルにタップリと詰まった頑丈さの影響が強いのでしょう。
本馬も同じように、短めの距離で突進力を活かして頑張るタイプになるのではないかと思います。


スターアイルの構成要素の中でも、特に『ヌレイエフ』はマンカフェと相性が良いです。

この血を持つマンカフェ産駒の牡馬は成績データが優秀。
POG期間にはNHKマイルC2着のダイワバーバリアン、シンザン記念の勝ち馬アントニオバローズが出ていて、期間後にもダンツホウテイやアロマカフェなどが活躍しています。

POG期間データ 頭数 勝ち上がり 芝成績
連対率 1走当
マンカフェ牡馬全体 555 129 78 37.3 21.0 % 189 万円
ヌレイエフ持ち牡馬 47 15 6 44.7 26.8 278 万円


母の存在感が強い配合馬ですが、その影響を殺さずプラス要素として活用している本馬は、なかなか見どころのある構成といえそうです。



【矢作芳人×「ボールドルーラー×プリンスキロ」】

サラブレ『QN』の第3回で研究しましたが、矢作厩舎は短距離向きの活躍馬を多く手がけています。
その活躍馬たちは「ボールドルーラー×プリンスキロ」血脈からスピードを得ていることが非常に多いです。


矢作厩舎はこれまでマンカフェ産駒を12頭管理していて、その中からNHKマイルC2着のダイワバーバリアン、フラワーC2着アースライズ、ファンタジーS2着ダノングラシアスなどの活躍馬を輩出しています。
マンカフェの母父ローソサイエティが抱える「ボールドルーラー×プリンスキロ」のスピードを、矢作厩舎が上手く開花させていることが成功の要因ではないかと感じます。

本馬の場合、ロックオブジブラルタルの祖母プッシュアボタンも「ボールドルーラー×プリンスキロ」血脈のため、ローソサイエティと同調してスピード面を強調するようなかたちになっています。
これも矢作厩舎にとっては間違いなくプラスのハズです。

タイセイスターリー2

母のポテンシャルや自身の配合的にみて、さすがに大ハズレということは無いと思うんですよねえ(^_^;)
厩舎との相性も加味すれば、更にその上を目指せる構成ですから、デビュー戦から良いレースを期待したいです。




POGに役立つ血統同人誌 ⇒ コチラ

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2016/10/07 | 12:05
ぶった斬る2016コメント:3トラックバック:0
コメント
いつも拝見しております。とてもためになるブログです。
ブレスジャーニーの血統回顧お願いできませんでしょうか。できればでいいのでよろしくお願いいたします。
2016-10-11 火  15:51:17 |  URL | 龍馬 #- [編集]
正直なところ、ブレスジャーニーをもしデビュー前の血統表で判断しろっていわれたら、モッサリとしたダート馬と答えると思います(^_^;)
今回の回顧は、あくまでもデビュー後に後付けで解釈したものだと思ってください。

血統的にダラッとしたタイプを想像していましたが、ブレスジャーニーは非常にキビキビとした走りをしていますね。
このへんは血統全体(バトルプランやブライアンズタイムによる)アメリカンなパワーや、自身が持つストームバード≒ノーザンテーストの頑丈さが、ピリッとした硬さを生み出しているからなのでしょうね。
イメージ的にサンカルロに近い印象を抱きました。

ただこの馬はパロクサイド牝系の出身ですから、サンカルロよりもトビが大きく、ダイナミックな走りをしているように見えました。
父方のエンパイアメーカーの3代母Edee's Imageと、パロクサイドが「ナスルーラ、ハイペリオン、ウォーアドミラル」で脈絡しているため、パロクサイドらしさがより出ているのかもしれません。
ストライドが大きく、それでいてダラっとせずメリハリがあって、カッコイイ走りだな~と思いました(^^)
2016-10-12 水  15:59:01 |  URL | くりがしら #- [編集]
くりがしら様、忙しい中、詳しくお答えいただいてありがとうございます。
ご多忙だと思いますが、いつも楽しみにしております。お体に無理のないよう、頑張って下さい。本当にありがとうございます。m(__)mm(__)mm(__)m
2016-10-12 水  21:52:39 |  URL | 龍馬 #- [編集]
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