ディープ×フレンチをさらに美味く仕上げる隠しスパイス(前編)

2017/02/10 15:13

4歳ではマカヒキ、3歳はカデナと、ディープ×フレンチデピュティのニックスを持つ牡馬は相変わらず活躍馬がポンポン出てきます。
POG期間の牡馬成績も文句なしのずば抜けた数字ですね。

POG期間データ 頭数 勝ち上がり 芝成績
連対率 1走当
ディープ牡馬全体 463 242 23 57.2 35.3 % 390 万円
フレンチデピュティ持ち牡馬 31 19 3 70.9 45.7 % 776 万円


このニックスを持つ活躍馬の血統表を眺めていてふと思ったのですが、POG期間に好結果を残した馬のお母さんって、ドナテッロをクロスしている馬が多い気がするんですよね。

試しにディープ×フレンチの牡馬を、母がドナテッロをクロスしているかどうかの2パターンに分けて、成績を調べてみました。

POG期間データ 頭数 勝ち上がり 芝成績
連対率 1走当
母方でドナテッロの
クロスを持つ牡馬
12 8 1 75.0 53.1 % 1178 万円
母方でドナテッロの
クロスを持たない牡馬
19 11 2 68.4 43.7 499 万円


まあぶっちゃけ、頭数が少なすぎるのでデータの信頼性はないに等しいでしょう(^_^;)
しかもドナテッロのクロスを持つ方で勝ち上がった9頭のうち、5頭はあの名繁殖クロウキャニオンの子ですから、好成績になって当然ではあります。

ただドナテッロをクロスしている方は、クロウキャニオンの子カミノタサハラの他にも、マカヒキやカデナがPOG期間の重賞を勝っているのに対し、クロスしていない方の期間内重賞馬はシャイニングレイのみ。
将来に備えて研究してみる価値はあるかもしれません。


この傾向が仮に正しかったとするなら、重要なのはフレンチデピュティが持つ『ベルスール』という血の増幅なんじゃないか説を提唱したいです。
……たぶんみなさんベルスールって誰やねんって思ってますよね(笑)

フレンチデピュティの父デピュティミニスターの2代母父であるヤブネのお母さんです(ややこしいね、汗)
フレンチ

このベルスールが持ってる「ドナテッロ」、そしてもう1つ「サンインロー」の血を増幅するのがカギではないかと。

 ┌サンインロー
┌◯
ベルスール
│┌ドナテッロ
└△

重賞馬マカヒキ、カミノタサハラ、カデナの血統表を見ると、いずれも「ドナテッロ+サンインロー」血脈を使ってベルスールを増幅していることがわかります。


マカヒキの場合は2代母父レインボーコーナーから見て、その2代母父ボールドラッドの更に祖母『フェアアリシア』が「ドナテッロ+サンインロー」血脈です。

 ┌ドナテッロ
┌◯
フェアアリシア
│┌◯┌サンインロー
└△└△


カミノタサハラの場合は4代母父ヴェイグリーノーブルから見て、その祖父オリオールの母『アンジェロラ』が「ドナテッロ+サンインロー」血脈です。

┌ドナテッロ
アンジェロラ
└△┌サンインロー
 └△


カデナの場合は6代母『アレッジド』が「ドナテッロ+サンインロー」血脈です。

 ┌ドナテッロ
┌◯
アレッジド
│  ┌サンインロー
└△┌◯
 └△


もう少し書きたいことがあるんですが、長くなったので2回にわけることにします。
ということで、次回に続きます。



大切なお知らせ ⇒ コチラ

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