やれなかった・やらなかった・どっちだろう

笠雄二郎氏、栗山求氏、望田潤氏の配合論をベースに、POG向きの血統論を考察しています。

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カデナを考える

カデナで注目すべき点は3つです。


その1:母父フレンチデピュティ

ディープ×フレンチの牡馬といえば、昨年のダービー馬マカヒキと同じ組み合わせ。
このパターンはカデナとマカヒキの他にも、ステファノス、ボレアス&マウントシャスタ&カミノタサハラ&ベルキャニオン、シャイニングレイ、ケイティープライド、アドマイヤダイオウ、ポルトドートウィユ、アヴニールマルシェなど、数え切れないくらいの活躍馬を出す鉄板のニックスです。

POG期間データ 頭数 勝ち上がり 芝成績
連対率 1走当
ディープ牡馬全体 474 250 26 58.2 35.4 % 389 万円
フレンチ持ち牡馬 31 20 4 77.4 47.3 % 767 万円



その2:バークレアの増幅

カデナとマカヒキの共通点はフレンチデピュティ以外にも、ディープの祖母バークレアを増幅しているという点も一緒です。
マカヒキの場合はバークレアに対して『フェアアリシア』を合わせることで、「ハイペリオン+フェアトライアル+ドナテッロ」を脈絡させていましたが、カデナは6代母のアレッジドがその役目を担っています。

バークレアは重厚なスタミナとパワーに優れた血。
(乱暴な表現ですが)非力な千八型の牡馬を量産するディープインパクトから、GⅠを勝つためのタフな底力を引き出すには、この血を増幅することが一番大切です。



その3:2代母父シアトルスルー

これが一番重要なポイントかもしれません。
ここまではマカヒキとの類似点を挙げてきましたが、実はカデナとは大きく違う点が1つあります。

マカヒキはヘイロー3×5のクロスを持っていて、ここから強力な瞬発力を手に入れていました。
マカヒキの一番の武器である、一瞬の切れ味の源です。
カデナはヘイローをクロスしていない代わりに、2代母父のシアトルスルーが存在感を見せています。
シアトルスルーには「ボールドルーラー×プリンスキロ」由来の持続的なスピードを伝える効果がありますが、ヘイローのような機敏さはありません。

フレンチデピュティのパワースピードと、バークレア増幅による底力をベースにした2頭ですが、ヘイロー譲りの素軽い機動力を得ていたマカヒキはどちらかと言えば“オールラウンダー”のタイプ。
一方のカデナは「ボールドルーラー×プリンスキロ」的にジワジワと加速し、それを持続させることに向いた“長い直線”向きのタイプのように思います。

なので個人的にはカデナはマカヒキ似というよりは、(ストームキャットの)「ボールドルーラー×プリンスキロ」で走っていたキズナに似ている印象を持ってます。



マカヒキもキズナもダービーの勝ち馬ですから、カデナがどっちに似ていたとしてもダービーを勝てる資格を持った配合馬であることは確かです。

ただ今回は皐月賞ですからね。
もしキズナが皐月賞に出走したら?……と考えてみるのも面白いかもしれません。




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