やれなかった・やらなかった・どっちだろう

笠雄二郎氏、栗山求氏、望田潤氏の配合論をベースに、POG向きの血統論を考察しています。

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カミノタサハラをぶった斬る!

ボレアス、マウントシャスタの全弟ですから、非常に信頼度は高い血統でしょうね。


母クロウキャニオンは、デピュティミニスター系らしいパワーが持ち味です。

しかしそれと同時に、ミッターランドとフォアシアーの関係が、ヘイルトゥリーズン≒ミッターランドのニアリークロスにプリンキロのクロスというオマケを付けた深い関係なのです。
これは「ナスルーラ(ロイヤルチャージャー)×プリンスキロ」血脈同士のクロスであり、この柔らかい切れ味もクロウキャニオンは持ちあわせているという一面があるんですよね。

ですからボレアスのように素直にデピュティミニスター的なダート適正が全面に出ることもあれば、マウントシャスタのように「ナスルーラ×プリンスキロ」的な芝の決め手を持つタイプにも出る場合もあります(もちろん父がディープだからこそ芝向きに出やすいのもあります)。

まあカミノタサハラがどういうタイプなのかは、僕は馬体などの知識が全くないのでわかりませんケドも(;´Д`)


んで、肝心のディープインパクトとの相性について。
まず第一にディープ×カーリアンというのは、アルザオとカーリアンとの間でノーザンダンサー、ターントゥ、プリンスキロなどが共通し、互いの柔らかい切れ味を引き出す効果があります。
わずか16頭の産駒からジョワドヴィーヴル&トーセンレーヴ、ダノンシャーク、パララサルー、ボレアス&マウントシャスタが出る、化け物のようなニックスなんですよ。
もうこれだけで決め打ち指名でも良いっちゃ良いです(笑)

このスピードに加えて、カミノタサハラの場合はハイペリカム≒オリオール6×7というヨーロッパ的なスタミナを引き出す3/4同血クロスが、縁の下で素晴らしい力を発揮してくれていますね。


デピュティミニスターのパワー、ミッターランド+カーリアンのスピード、オリオールのスタミナの3つがディープインパクトを強化する構成で、これは非常にバランスの良い好配合だと思います(^^)。




さて、ここからは個人的な好みの話なので、あまり鵜呑みにはしないでください(^^)。

じゃあなんで「ぶった斬る!」なの?ってことなんですが、僕もこの馬は十分好配合だと思っています。
ただこの馬は、ディープインパクトの成功パターンである、テューダーミンストレル、フォルリ、リファール、トニービン、インリアリティのどれも持たないんですよね。

ディープインパクトというのは強靭な脚力の不足というのが決定的な弱点だと思っています。
代わりにカーリアンとのニックスがあるため、その切れ味を高く評価してもいいのでしょうけど、やはりディープの根本を押さえていないというのがどうしても納得がいかないのです。

一応正確に言うと、補っていないわけではありません。
デピュティミニスターというのはダートの大物をたくさん輩出するように、パワーが非常に優れた血統です。
この血が母父フレンチデピュティを通じて存在しているのはとても重要なことで、ですからカミノタサハラはバランスの良い好配合だと先ほど褒めました。

ただテューダーミンストレルやフォルリのように「回転の早い脚力」ではなく、「ダート向きの重い脚力」を使いディープの弱点を補ってしまったことで、頂点を取るための真の決め手を削いでしまっている気もするんですよ。
マウントシャスタが高い能力を示しながらも、あと一歩勝ち切れないレースをしてしまっているのも、そのせいかもしれないと考えています。


ということで、いつでもゴメンナサイできる程の良い馬なのですが、現状ではやや低めの評価で見積もってますので、一応「ぶった斬る!」にしました。
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  •  
  • 2012.11/21 13:47分 
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やっぱり大きいところを狙える指名をしたいと思っている以上、ノーブルコロネットの現状はちょっと指名に躊躇しちゃうんですよねえ(^.^;

トルストイは調教関係なく指名するって決めているんですけど、ノーブルコロネットはやめようかなっていう気持ちに傾いてきましたよ・・・。
  • posted by 栗頭先生 
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  • 2012.11/21 20:51分 
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  •  
  • 2012.11/21 22:12分 
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Re: タイトルなし 

僕が一番気になってるのは、ペルーサだってそのクロスを6×6で持ってますよ。
だからペルーサがダメなカテゴリに入るのであれば、5代目までのクロスってことなんでしょうか。
確かにエイシンフラッシュは6×7なので、ダメなカテゴリに入りますね。

でもそうなるとオルフェーヴルも6×5なので、これもグレーゾーンみたいなもんですよね(^_^;)
濃度(%)で判断するのかなあ・・・う~ん、さすがに詳しいことがわからないので何とも言えない感じではありますね~。

血統にも色んな考え方があると思いますが、ただ僕は例え遠い代だったとしても、クロスはクロスだと思ってますよ。
もちろん影響力の差はありますから、それらのバランスってなってくるとまた違う話になってくると思いますが。
  • posted by 栗頭先生 
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  • 2012.11/22 08:44分 
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  •  
  • 2012.11/22 15:37分 
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まあ人によっては、奥の世代は効果があるのか疑わしいし、5代目とか6代目までの血統表で判断する方もいますから、一概には言えないんですけどね。
それと先ほどの理論ですと、「5代目以内におけるノーザンダンサーのクロス」だとしたら、エイシンフラッシュもペルーサも全て合致しますから納得は出来るとは思いましたよ。

トレアンサンブルはトニービン×ノーザンテーストなのですが、祖母の構成がトムフール≒スプリングランのスピードがありますし、ディープとはヘイロー≒レッドゴッドの素軽さを強化する形でもありますね。
僕の印象としてはラウンドワールド+サトノノブレス÷2って感じです。
どちらにせよスピード型のフェアトライアルがないので、配合的には晩成型というジャッジしか出来ないかなと(^_^;)

やっぱりラウンドワールドやコティリオンは、完成度より能力で戦っていたという判断になってしまいますね。
  • posted by 栗頭先生 
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  • 2012.11/22 17:07分 
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  •  
  • 2012.11/22 22:59分 
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そうですね。
ラウンドもコティリオンもグルヴェイグもスピード系のフェアトライアルは持っていないです。
ですからスピード系フェアトライアルがあったほうが良いというのは、あくまで僕の理想像です。
まだ具体的なサンプルがいないため、もしかしたらディープ×トニービンってだけで十分合格かもしれませんし、僕の考えが間違っている可能性もありますよ。

一応今期はディープ×トニービン+スピード系フェアトライアルっていう方針でやってるので、トルストイで上手く証明できたらいいのですが・・・。
  • posted by 栗頭先生 
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  • 2012.11/22 23:17分 
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