メジャーエンブレム=(サンデー+スカーレットブーケ+レディジュラー)=ダイワスカーレット

ダイワメジャーとダイワスカーレットは4分の3同血の兄妹で、どちらも数多くのGⅠを勝った歴史的名馬です。

ダイワメジャーはサンデーサイレンス×スカーレットブーケ。
ダイワスカーレットはサンデー系種牡馬アグネスタキオン×スカーレットブーケ。
2頭を構成する4分の1の違いは。(アグネスタキオンの母)アグネスフローラの有無ということになります。

ダイワメジャーとダスカ

じゃあアグネスフローラの有無によって何が変わってくるのかというと、「レディジュラー」の有無が一番の違いではないかと僕は思います。
アグネスフローラの母アグネスレディが持つレディジュラー5×5が、ダイワメジャーにはないのです。

アグネスレディ

どちらが良い悪いの話ではないのですが、レディジュラーの機動力や推進力があるぶんダイワスカーレットの方がシャープなスピードを有していた印象があり、ダイワメジャーはもっとノーザンテースト的な頑丈なパワーで走っていた気がします(もちろん牡馬と牝馬の差もあるでしょうが)。


今日のクイーンCを制したメジャーエンブレムはダイワメジャーの産駒なわけですが、母のキャッチータイトルの血統構成を見ると、フォルリ(レディジュラー4×4)、ハイトップ(5代目にレディジュラーを持つ)、マジョリティブルー(3代父の母がレディジュラー)、テューダーミンストレル(祖母がレディジュラー)、ダンジグ(5代目にレディジュラーを持つ)など、様々なところにレディジュラーの血を引く血脈を抱えています。

レディジュラーを持たないダイワメジャーに、レディジュラーたっぷりの母を掛け合わせる。
それって要するにダイワスカーレットになるってことですよね。


好スタートから逃げて、直線ではスピードが衰えることなくむしろ突き放す。
そんなんズルイわ、勝てっこねーじゃん(^_^;)……と思わせるような反則的なスピード。
やっぱりダイワスカーレットっぽいな~と。


先日、ブログで『トレンドは「ダンジグ×アリダー」の時代へ』という記事を書き、その中で「ダンジグ+フォルリ」という成功パターンについて触れています。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1523.html

そのときはウッカリ書き忘れてしまったのですが、実はメジャーエンブレムの母キャッチータイトルもフォルリ+ダンジグなんですよね。

牡馬路線の本命であるサトノダイヤモンドは「ダンジグ×アリダー」持ちで、牝馬路線の中心は「ダンジグ+フォルリ」。
最近のトレンドはダンジグ抜きには語れません。


ちなみにクイーンCに出走していたストライクショットは、メジャーエンブレムと同じ牝系出身のいとこであり、尚且つこの馬も父方フォルリ×母方ダンジグの必勝パターンを持っています。

僕のPOG指名馬なんですけどね~、指名した馬に限って「ダンジグ×フォルリ」が不発なんだよな~……(´;ω;`)




POGに役立つ血統同人誌 ⇒ コチラ
好配合2歳馬一覧 ⇒ コチラ

2015年度クラブ募集馬の考察 ⇒ コチラ

男勝りのルージュバック

百日草特別のルージュバックは、後の重賞馬ベルーフを子供扱いする強烈な切れ味。
あの切れはおそらくプロミスドランドのクロスの影響じゃないかと思っています。

それとマンハッタンカフェはブラッシンググルームと相性が非常に良く、多くの活躍馬を出しています。
詳しい解説は省略しますが、ルージュバックは文句ナシの好配合馬なんです。


・・・・・・と思いきや、その考えは間違い。


実はマンカフェ×ブラッシンググルームって牡馬しか活躍しないんです。

ブラッシンググルーム持ちの牝馬を調べてみると、該当馬は28頭いるのですが、実は2勝しているのはルージュバックのみ。
他は1勝馬が7頭いるだけですから、相性が良いどころか、むしろネガティブニックスと言ってもいいくらいです。
牡馬の方は、ヒルノダムール、サンディエゴシチー、メイショウクオリア、ベストメンバー、オリエンタルロック、メイショウレガーロ、ココナッツパンチなど、多くに活躍馬を出しているのに不思議ですねえ。

これについては、マイナスと言えるハッキリとした根拠はないですから、ルージュバックはちゃんとブラッシンググルームの美点が発現しただけかもしれません。


でもマンカフェ産駒を3~11歳世代、9年間のデータから考えると、ブラッシンググルームを持つ牝馬が活躍するとはどうしても思えません。
でもあの男勝りの走りはホンモノに見えるんですよ。


だからですね、僕はルージュバックは牡馬なんじゃないかと、ワリとマジで疑っています(笑)

エトランドルを指名しました

ムスカテールの弟エトランドルを指名しました。


ハービンジャーの場合、母父がサンデーサイレンスであることや、母がノーザンダンサーを複数持たないなどの基本方針はもちろん大切です。
ただ僕が一番重視しているのは、ハービンジャーが抱える『ダンジグ』や『テューダーミンストレル』の「ハイペリオン×レディジュラー」を刺激すること。

シェリールが抱える『ハイトップ』は、(ハイペリオン×サンインロー血脈の)アバーナント+コートマーシャルという組み合わせですから、「ハイペリオン×レディジュラー」を強化するには持ってこいの血脈です。


ハービンジャー×ハイトップはこれまで3頭がデビューして、カービングパス、ジャズファンク、スティーグリッツと、今のところハズレがありません。
ハッピートレイルズ一族以外でのハイトップ持ちはシェリールが初めてで、個人的にはハッピートレイルズの方がハービンジャーと合うとは思っていますが(^_^;)、まあハービンジャーの詳細もまだ掴めていないこの時期に細かいことはいいでしょう(笑)


2勝目が中々遠いハービンジャー産駒ですが、相変わらず新馬での強さはバツグン。
その堅実さに期待してますよ(・∀・)


サトノクラウンとアヴニールマルシェの違い

今回は、東スポ杯を優勝したサトノクラウンと、2着に敗れたアヴニールマルシェの違いを考えてみようかなと思います。

両馬とも、デビュー前に考察をしたので、まずそちらを見ておいてもらえると助かります。
サトノクラウン→http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1253.html
アヴニールマルシェ→http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1183.html


サトノクラウンはラストタイクーン≒タッチオブグレイトネス≒エアディスティング2×3・4のニアリークロス。
そしてアヴニールマルシェはアルザオ≒ダンシングブレーヴ3×3のニアリークロス(それに加えてフレンチデピュティのノーザンダンサー+ナスルーラ+プリンスキロ)。
これらの仕掛けによる、「ノーザンダンサー+ナスルーラ(ロイヤルチャージャー)+プリンスキロ+メノウ(アテニア)」由来のしなやかな切れ味が最大の特徴になっています。

サトノクラウンはサンデーサイレンスを持たない馬なので、一見アヴニールマルシェとは違うように思われがちですが、武器(長所)となっている資質は、アヴニールマルシェと非常に似ているということですね。


ただし、馬そのものの個性には少し違いがあります。

サトノクラウンの母ジョコンダ2は、「サーアイヴァー≒ヘイロー」4×4・5というニアリークロスを抱えていて、更にジョコンダの母ラジョコンダは「ヘイロー≒レッドゴッド」4×5のニアリークロスになっています。
この“ヘイロー”を絡めた資質をサトノクラウンが受け継いだことで、「ND+ナスキロ+メノウ」のしなやかさと同時に、ヘイロー的で俊敏な器用さを併せ持っているのです。

一方のアヴニールマルシェも、「ヘイロー≒サーアイヴァー≒ドローン」3・5×5なので軽さはあるのですが、同時に「アルザオ≒ダンシングブレーヴ」で内包されているリファールのクロスなどから、ヨーロッパ的な重厚さを受け継いでいます。
そのため、サトノクラウンのような俊敏さを含んだ“しなやかさ”と比べると、アヴニールマルシェのそれは、どこかほんのりドロっとしたものと言えるでしょう。



もう一つ、サトノクラウンとアヴニールマルシェを支える「パワー」についても興味深い違いがあります。
どちらもパワー資質はしっかりと完備されていて、それは「ND+ナスキロ+メノウ」のしなやかさを、鋭い斬れに昇華させる重要な役割を担っています。

サトノクラウンの場合は、ウェルシュパジャントとハイトップによる「テューダーミンストレル≒アバーナント」と「コートマーシャル」の組み合わせのクロスが伝えるパワーが原動力です。
この仕掛けは、鋭敏な“機動力”を武器とするレディジュラー資質が主になっています。
一概にパワーと言っても色々なタイプがありますが、レディジュラーの場合は機敏なんです。

ちょっと前に、「面白から読んでみてー」と友達から漫画『弱虫ペダル』を借りたのですが、レディジュラーの資質って、自転車のケイデンス(ペダル回転数)を上げるイメージに似てるな~と思いました。


しかしアヴニールマルシェの抱えるパワーは、それとは全然違っています。
デピュティミニスターやブレイヴェストローマン由来の、ダートに向いてます的なムキムキのアメリカンパワー。
全然スタイリッシュじゃないというか、とにかく大味な感じがします(^_^;)




↓サトノクラウンのパワー

フィスト・オブ・レジェンド [レンタル落ち]



↓アヴニールマルシェのパワー

コマンドー(ディレクターズ・カット) [DVD]


つまり、器用で素軽い“しなやかさ”と、機敏な“パワー”によって支えられているのがサトノクラウン。
ドロっとした“しなやかさ”と、筋肉質な“パワー”で支えられているのがアヴニールマルシェ。

東スポ杯のように、直線で前がふさがってスムーズに加速が出来ない状況で、進路が開けた瞬間にヨーイドンしたら、サトノクラウンは一瞬で加速して馬群を縫ってこれるでしょう。
でもアヴニールマルシェは、マリオカートのクッパみたいなもんですから、同じようには行かないと思います。

どちらも「不利を受けた」というほどではありませんでしたが、2頭の資質を比べれば、ロスが大きかったのは間違いなくアヴニールマルシェです。


なので、今回アヴニールマルシェは切れ負けしてしまいましたが、状況が違えば結果も違ったんじゃないかと感じました。
ただ、加速力の遅さがアヴニールマルシェの弱点なわけですから、ポジティブに考えてばかりもいられないのですが(^_^;)


新潟2歳Sの人気馬3頭のまとめ

アヴニールマルシェについては、新馬戦のデビュー前に詳しく考察をしたので、そちらの記事をご覧ください。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1183.html

ディープインパクトの理想からすると、若干パワーに不安があり(というか相性の良いパワー血脈を持たない)、その代わりにナスキロ的なしなやかさとリファールの持続力を持ち味としていますので、平坦の外回りは向いていると思います。


ナヴィオンについては、この前書いた記事を読んでください。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1227.html

ナスキロタイプのラストタイクーンが母父にいるということに加えて、ホーンビーム5×5ですから、この馬も外回り向きのタイプでしょうね。


ミュゼスルタンは、以下のリンク先を見てください。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1229.html

この馬はオールマイティーなタイプですから、どこの競馬場でも戦えると思いますが、上の2頭に比べれば新潟適正は下がるような気がします。


この3頭はいずれも配合パズルの成功パターンには該当していない馬ですので、あまり大活躍されてしまっても困ります(^_^;)
でもそれ以外の出走馬を見てもピンと来る配合馬はいませんし、新たなパターンを研究する覚悟はもう出来てますよ(笑)

ちなみに、配合の好みだけで言うなら

アヴニールマルシェ>ナヴィオン=ミュゼスルタンです。

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