笠雄二郎氏、栗山求氏、望田潤氏の配合論をベースに、POG向きの血統論を考察しています。

ノーブルコロネットはぶった斬らない?

ドラフトの時期から評判の高かった馬がついにデビューですか(^^)。


母父はドイツ血統のモンスーン。
また、テューダーミンストレルの力強いスピードを補強していて、ディープインパクトの成功パターンですね。

http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-733.html


ディープ×ドイツ血統+テューダーミンストレルという組み合わせはワールドエースと同じ。
ノーブルコロネットはBurghclereとAuthiが、ハイペリオン、コートマーシャル、ドナテッロ、フェオラなどが共通するニアリーの関係で、スタミナの補強もお墨付きです。
結構シンプルな構成ですが、重厚で奥行きのある配合でとても好感がもてますよ(^^)。




ここからは個人的な好みなので、鵜呑みにはしないでくださいね。

自分で名前を挙げておいてこんな事を言うのもアレですが、この馬はワールドエースとは似ていないと思います(笑)
確かにワールドエースもノーブルコロネットも構成は似ているんですが・・・(^_^;)

ディープが最も欲しいのは、瞬発力をつける力強いスピードなんですよね。
その点においてはテューダーミンストレルが一手に引き受けています。
それ自体は全然問題ないんですが、いかんせん8代目という、かなり奥まったところに存在しているのがネックかなと(^_^;)

基本的にディープはパワー(的なスピード)をガッチガチに固めるくらいでちょうど良いと思っています。
ワールドエースもテューダーミンストレルが支えている点では同じですが、この馬の良かったのはまずテューダーミンストレルが5代目という近い位置に存在しているということ。
そして最大の要因が、祖母Mandellichtがテューダーミンストレル≒Mary Brandon3×4というニアリークロスなのです。
これによりテューダーミンストレルのスピードを大きく増幅した上で取り込んでいることで、ワールドエースの切れ味に繋がっています。

ノーブルコロネットが成功パターンなのは間違いないけども、要はバランスの面で若干の不安があるというワケ。
もっとも上手いことテューダーミンストレルの資質を受け継いでくれていれば問題ないですから・・・これに運命が掛かっていると言っても過言ではないですね。
もし受け継ぐことに失敗していれば、ただの決め手のない粘りタイプに終わると思います。

確率的にはやや分が悪い勝負ではあるかな(^_^;)。

ちなみにちゃんと受け続いでるかどうかは、僕は馬体が見れないので判断できませんよ(;´Д`)

2012/11/23 | 00:58
ぶった斬る2012コメント:0トラックバック:0

カミノタサハラをぶった斬る!

ボレアス、マウントシャスタの全弟ですから、非常に信頼度は高い血統でしょうね。


母クロウキャニオンは、デピュティミニスター系らしいパワーが持ち味です。

しかしそれと同時に、ミッターランドとフォアシアーの関係が、ヘイルトゥリーズン≒ミッターランドのニアリークロスにプリンキロのクロスというオマケを付けた深い関係なのです。
これは「ナスルーラ(ロイヤルチャージャー)×プリンスキロ」血脈同士のクロスであり、この柔らかい切れ味もクロウキャニオンは持ちあわせているという一面があるんですよね。

ですからボレアスのように素直にデピュティミニスター的なダート適正が全面に出ることもあれば、マウントシャスタのように「ナスルーラ×プリンスキロ」的な芝の決め手を持つタイプにも出る場合もあります(もちろん父がディープだからこそ芝向きに出やすいのもあります)。

まあカミノタサハラがどういうタイプなのかは、僕は馬体などの知識が全くないのでわかりませんケドも(;´Д`)


んで、肝心のディープインパクトとの相性について。
まず第一にディープ×カーリアンというのは、アルザオとカーリアンとの間でノーザンダンサー、ターントゥ、プリンスキロなどが共通し、互いの柔らかい切れ味を引き出す効果があります。
わずか16頭の産駒からジョワドヴィーヴル&トーセンレーヴ、ダノンシャーク、パララサルー、ボレアス&マウントシャスタが出る、化け物のようなニックスなんですよ。
もうこれだけで決め打ち指名でも良いっちゃ良いです(笑)

このスピードに加えて、カミノタサハラの場合はハイペリカム≒オリオール6×7というヨーロッパ的なスタミナを引き出す3/4同血クロスが、縁の下で素晴らしい力を発揮してくれていますね。


デピュティミニスターのパワー、ミッターランド+カーリアンのスピード、オリオールのスタミナの3つがディープインパクトを強化する構成で、これは非常にバランスの良い好配合だと思います(^^)。




さて、ここからは個人的な好みの話なので、あまり鵜呑みにはしないでください(^^)。

じゃあなんで「ぶった斬る!」なの?ってことなんですが、僕もこの馬は十分好配合だと思っています。
ただこの馬は、ディープインパクトの成功パターンである、テューダーミンストレル、フォルリ、リファール、トニービン、インリアリティのどれも持たないんですよね。

ディープインパクトというのは強靭な脚力の不足というのが決定的な弱点だと思っています。
代わりにカーリアンとのニックスがあるため、その切れ味を高く評価してもいいのでしょうけど、やはりディープの根本を押さえていないというのがどうしても納得がいかないのです。

一応正確に言うと、補っていないわけではありません。
デピュティミニスターというのはダートの大物をたくさん輩出するように、パワーが非常に優れた血統です。
この血が母父フレンチデピュティを通じて存在しているのはとても重要なことで、ですからカミノタサハラはバランスの良い好配合だと先ほど褒めました。

ただテューダーミンストレルやフォルリのように「回転の早い脚力」ではなく、「ダート向きの重い脚力」を使いディープの弱点を補ってしまったことで、頂点を取るための真の決め手を削いでしまっている気もするんですよ。
マウントシャスタが高い能力を示しながらも、あと一歩勝ち切れないレースをしてしまっているのも、そのせいかもしれないと考えています。


ということで、いつでもゴメンナサイできる程の良い馬なのですが、現状ではやや低めの評価で見積もってますので、一応「ぶった斬る!」にしました。

2012/11/21 | 11:34
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トゥザレジェンドをぶった斬る!

トゥザグローリーの全妹なので、本来ならば「ぶった斬らない!」といきたいところなのですが・・・。


まずこの血統は、祖母のフェアリードールがハイペリオンを8本を持つ、かなり極端なハイペリオン血統です。
これによる影響か、この一族は大体晩成傾向にありますね。
トゥザグローリーに関しても青葉賞2着で、一応POG期間内での実績は残していますが、その後の活躍を見るに、やはりハイペリオン的な成長力の方が印象としては強いのも確かです。


キンカメ×トゥザヴィクトリーという配合ですが、これはヌレイエフのクロスが一番のポイントでしょう。
ヌレイエフの重厚なマイラー資質に加えて、更にテューダーミンストレルをクロスするなど、硬質なスピードを強化しています。

キンカメでPOG向きを狙うのならば、このパターンよりもラストタイクーンのノーザンダンサーと「ナスルーラ×プリンスキロ」を増幅する方が正攻法ではあります。
ですから、期間内での活躍を考えた場合、少し安定感はないかなと不安にはなりますよね(^_^;)


ただし、「ハイペリオン×フェアトライアル×ナスルーラ」血脈を使って、キンカメのフォルリを増幅するという仕掛け自体は立派な好配合だと思っています。
そこにプラスしてサンデーサイレンスを母父に据え、スピードでワンクッション挟むのはコディーノやショウリュウムーンと同じ。
POGの期間での活躍馬も出はしていますので、一概に否定出来ない面もあるんですよ。


ここを肯定的にとるか否定的にとるか・・・ここから先はもう人それぞれになってしまいますね。

一応参考になるかはわかりませんが、コディーノに対して書いた考察記事もありますので、そちらのリンクも貼っておこうと思います。

http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-791.html







さて、ここから先は僕個人的な好みを語ろうと思うので、あまり鵜呑みにはしないでくださいね(笑)


キンカメ産駒の牝馬に大物はなし!って後輩のヒデちゃんから教わりました(笑)

確かにその通りで、キングマンボ系の産駒って基本的に牝馬は軽視で良いと思います。
キングマンボの直仔だけじゃなく、エルコンドルパサーなども牝馬の重賞馬が誕生していませんし。

キンカメは4頭の牝馬の重賞馬を輩出していますので、上の2頭と同じに考えていいものかどうかというのは確かにあるかもしれません。
ただアパパネのせいで誤魔化されている面もありますが、他はレディアルバローザ、ショウリュウムーン、トウカイミステリーで、個人的にはそんなに魅力的な馬が多いとも思えません。


どうしてもキンカメ牝馬を指名したい!ってなるのであれば、せめてアパパネのようなノーザンダンサー+「ナスルーラ×プリンスキロ」でラストタイクーンを増幅したタイプの方が良いような気がします。

やはりPOGの牝馬G1って舞台的にキレが必要になってきますから、「ハイペリオン×フェアトライアル」的な強靭なパワーでスピードを補うタイプは、牝馬には不向きだと思うのです(一応ショウリュウムーンが出てはいますけども)。

トゥザグローリーは牡馬でしたので問題ありませんでしたが、今回のトゥザレジェンドは牝馬。
この性別の違いは結構大きく響いてくるのではないかなと踏んでいます。



あとこれは配合関係ないですが、池江厩舎の牝馬は活躍馬なし!っていうのもヒデちゃんから教わりました(笑)
たしかに重賞を勝ったのってエアパスカルしかいなんですよね。

だから僕は指名しません!

2012/11/20 | 08:34
ぶった斬る2012コメント:4トラックバック:0

ヘルデンテノールはぶった斬らない!

サンカルロの半弟という良血ですね。
前倒しで今週出走になったみたいなので、慌てて考察しました(笑)

まず基本要素ですが、ディープインパクトとインリアリティという組み合わせは、激しく相性の良い組み合わせで、特に牡馬は抜群の成績を残しています。

詳しくはコチラ
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-780.html


母のディーバはミスプロ×インリアリティの組み合わせであるクラフティプロスペクター産駒。
ゴールドディガー≒フリートナスルーラ3×5のニアリークロスや、ウォーレリック6・6×5を持つので、アメリカ的なパワースピードが主体となっている配合の馬です。

ベティーズシークレットという血は、セクレタリアト×ベティーロレインという「ナスルーラ×プリンスキロ」血脈同士の相似な構成で、ディープとはこれをサーゲイロード≒セクレタリアトで継続します。
この柔らかさのお陰で、パワースピード一色にならないように上手く緩急のバランスが取れていて、アメリカ的な淡白さにならないような工夫はしてありますね。

とはいえ、やはり米血主体というのは変わりなく、特のディープと相性の良い「ハイペリオン×フェアトライアル」的な血脈をほとんど持たないため、配合的な奥深さでは少し不安を抱えます。


ディーバのようにアメリカ血統で、しかも「ハイペリオン×フェアトライアル」要素に乏しく、ディープ×インリアリティで構成されている馬というと、リアルインパクト、ダノンバラード、ダコールあたりが代表でしょうかね。
イメージとしては、素質はあるものの、どうも突き抜けた実力を感じないという、どうにももどかしいタイプかもしれません(^o^;)

ただ、今年になっていきなりディープ×ストームキャットが爆発し始めてるように、まだ2年間のサンプルを見ただけで結論を決めるのは良くないでしょう。

このタイプの馬を良しとするかどうかは、人それぞれの感じ方次第だと思います。
とりあえず言えることは、ヘルデンテノールは成功パターンにしっかりと合致した好配合の馬!ということですかね(^^)。



2012/11/16 | 00:03
ぶった斬る2012コメント:0トラックバック:1

ラカをぶった斬る!

キングカメハメハ×ダンスパートナーという、超がつく良血ですね(・∀・)


キンカメ産駒でPOG向きのスピードを得るために手っ取り早いのは、ラストタイクーンが持つマイラー資質のスイッチを入れてやることです。
ただ残念ながらラカの母ダンスパートナーは、その要素で重要と考えられるミルリーフに結びつく「ナスルーラ×プリンスキロ」血脈を持っていません。

となると、多少POG向きではないものの、もう1つの手段であるフォルリやテューダーミンストレルに絡む「ハイペリオン×フェアトライアル」血脈を使っての、硬質なスピード強化に頼ることになります。
ところがダンスパートナーは「ハイペリオン×フェアトライアル」血脈も持ちません(^_^;)

ニジンスキーのクロスに加えて、パサドブル≒キートゥザミントがグロースターク+プリンスキロのクロスとなり、それは即ち名牝ダンスパートナーを増幅しているわけですから、配合的な完成度が高いのも事実です。
しかし、これらはどちらかと言うとスタミナにシフトするような仕掛けだと感じます。
軟質にしろ硬質にしろ、決め手となるスピードが絶対的に不足しているのではないかと心配になりはしますね。


これと言った欠点はありませんし、血統が血統だけに十分期待できるのは間違いありません。
まあでも配合的にはちょっと物足りないかな~っていうのが素直な感想でした。

2012/11/09 | 21:31
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