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ロードカナロアについて考える

昨年、産駒がデビューしたロードカナロア。
産駒の傾向を見ていると、カナロア自身の現役時代よりも柔らかな体質を伝えている印象があります。
これは母レディブラッサムがもつ「セクレタリアト=シリアンシー」の要素を、強く伝えるからでしょう。

現3歳の活躍馬を見ると、アーモンドアイはヌレイエフのクロス。
ステルヴィオがヌレイエフ≒フェアリーキングのニアリークロスをもっています。
父が柔らかいぶん、ヌレイエフのパワーを増幅して引き締めることが、大きな効果を発揮しているようです。

ただ、個人的には気になっていることがあります。


これは少し前のつぶやきなので、いまどうなっているのか正確には把握していませんが、ノーザンダンサーをクロスして体質を硬く引き締めることは、牡馬はマイナスで牝馬はプラスという傾向が出ています。
ロードカナロア産駒は牡馬は硬めに出やすいので、あまり引き締める必要がなく、逆に牝馬は柔らかめに出やすいので、ガチッと引き締める必要がある、っていう感じなのかもしれません。

そうなると、ヌレイエフのパワーを増幅することを、牡馬と牝馬で同等の効果として扱っていいのかな?、という気もするんですよね。


今日の新潟2歳Sを勝ったケイデンスコールは、ヌレイエフを増幅していません。
むしろトニービンを補給して柔らかな切れ味を強化した、これまでのロードカナロア産駒とは少し違ったタイプです。

ここにヒントがあるのだとしたら、ポイントは「ナスルーラ+ハイペリオン」でしょうか。
トニービンは「ナスルーラ+ハイペリオン」の代表格ともいえるほど、柔軟性に富んだ持続力を伝える血なのです。
望田師匠風にいうなら、ナスペリオン血統ですね。


現在、カナロア産駒の牡馬で2勝以上を挙げている馬のうち、マイル以上で勝っているのは、ステルヴィオ(スプリングS)、ケイデンスコール(新潟2歳S)、サンラモンバレー(千両賞)、ゴールドギア(八雲特別)の4頭。

このうちケイデンスコールとサンラモンバレーとゴールドギアの3頭はトニービンをもっています。
また残るステルヴィオの場合は、トニービンと並んで「ナスルーラ+ハイペリオン」の権化ともいえるテスコボーイの血をもちます。
(ステルヴィオの考察については、デビュー前に書いた記事も参考にどうぞ→http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1717.html


もちろんカナロア産駒の牡馬でもヌレイエフのパワー増幅が不要と言っているわけではありません。
また牝馬の場合でも「ナスルーラ+ハイペリオン」の補強は効果があると思います。
どっちが良くてどっちがダメという問題ではなく、あくまでも性別によって何に比重を置くのか、ということですね。

そんな感じで、ロードカナロアの牡馬をPOGのマイル路線で狙う場合、特に「ナスルーラ+ハイペリオン」を重視するのが有効なのかもな~っていう話でした。


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身内POGでダノンジャスティスを指名します


ダノンジャスティスは、マイラーとして大活躍したキングマンを父に、1400mのGⅢカルヴァドス賞を勝ったマンビアを母にもつ血統。
生粋のスピード値に優れた父と母の組み合わせによって誕生しています。

しかも本馬は多数のクロスをもつ相似配合。

ミスタープロスペクター5×3
クリス4×4
リファール5×5
グリーンデザート≒ダンシングブレーヴ≒エイヴィアンス3×4・5

・・・など、脚が速くなりそうな血をごっそりと増幅して、両親の資質を継続して引き継いでいることに好感をもちます。

調教の動画の感じでは、回転の速いピッチ走法で突っ走っていくタイプに見えました。
ちゃんと血統の美点が表現されてくれているんじゃないなか~と期待しています。


僕はこういうドギツい構成の馬が大好きなんですよね(^_^;)
過去の指名馬に例えるなら、(海外種牡馬の産駒ではありませんが)サドンストーム&ティーハーフ兄弟のように活躍してくれるといいですね~。

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Instagramを始めて感じたこと

今年の1月、なんとなくの気持ちで始めたInstagram。
あれから7ヶ月が経ちました。
これまでSNSでの活動はTwitterだけでしたが、インスタとの両立でわかってきたことがあります。

それはおなじ競馬ファンでも、層が結構違うということ。


自分の投稿につく「いいね」の数を参考にすると、ツイッターの場合は「〇〇と▲▲は好相性」や、「◎◎と△△はニアリークロス」のような、実用的なデータのほうが多くの反響をいただきます。

たとえばこんなやつです。

一方インスタの場合は、データや理論の重要さよりも、パッと見で「イラストが面白いかどうか」、これが大きく影響しています。

こういう、もはや血統話を完全に放棄したものでもウケるんです(詳しくは画像をクリックして確認ください)。




これは僕にとって、ものすごい衝撃だったと同時に、めちゃくちゃ嬉しいことでした。
なぜなら、いままで漫画家「佐藤かずあき」が主役になったことがなかったから。


僕は血統研究家の「くりがしら」と、漫画家の「佐藤かずあき」という2つの顔があり、「血統論をイラストで表現」することができます。

ですが読者が僕に一番求めているのは、血統論のほうだと思っていました。
血統論をいかに上手く解説できるかが重要で、イラストはあくまでも手助け役。

実際、「佐藤かずあき」という名前での漫画家デビューの道を作ってくれたのは「くりがしら」であり、「くりがしら」とセットでなければ「佐藤かずあき」は表舞台に立つことができないのが現実です。


でもインスタをやってみて、自分のなかで心境が変化してきました。

そこには面白おかしく描いた投稿が評価されて、僕のイラストを楽しみにしてくれる方がいる。

「こんな世界線もあるんだなぁ・・・」
パラレルワールドに迷い込んだ気分です(笑)


そんなふうに思いながら活動しているうちに、ちょっと欲が出てきました。
インスタの投稿を一つにまとめ、「佐藤かずあき」の作品として残してみたいなと。





・・・え?
製作中のはずだった「配合パズルでアタリはわかる」の新作はどうしたのかって?

まあ、ミュージシャンだって楽曲制作が遅れてるとき、時間稼ぎでベストアルバム出したりするじゃないですか。
アレみたいなもんですよ(;´Д`)

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身内POGでミッキーポテトを指名します



現在ノヴェリスト産駒は、牡馬で2勝を挙げている馬がゼロ。
なので血統的にツボを見つけるような状況ではありません(^_^;)

というか、ノヴェリストの血統内には高い主張力をもった血がありませんし、子孫へとガンコに伝えそうな特徴的なクロスもありません。
そもそもツボ自体がないんじゃないかとも思ってます(笑)

そんなわけで父はよくわかりませんが、そのぶん母方はわかりやすい構成をしているほうが良いだろうと思い、本馬を狙ってみました。


母のディナシーは、トゥザグローリー&トゥザワールド&トーセンビクトリーなどと同血のきょうだい。
このきょうだいはヌレイエフ4×3によるパワーが凝縮された、“わかりやすい”血統をしています。

それがノヴェリストにとって良いのか悪いのか・・・どうなんでしょう (゜_゜)

でもヌレイエフをもつノヴェリスト産駒の牡馬は、7頭中3頭が勝ち馬。
ノヴェリストにしては悪くない成績だと思うので、洋芝でパワーを活かして頑張ってほしいですね。

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ハーツクライとジャスタウェイの違いを考える

今年から種牡馬デビューしたジャスタウェイが、かなり好調な出だしですね。
このへんで、ちょっと真剣に考えてみることにします。

ジャスタウェイの父であるハーツクライは、種牡馬としてトニービンの「ナスルーラ+ハイペリオン」の持続的な斬れ味を色濃く伝えています。
それと同時に、3代母のマイビューパーズのアメリカ的な資質が、裏方に回ってパワーを支えていました。
大雑把にいえば、この2点がハーツクライの特徴です(ほかにもリファールとかありますけどね)。


ジャスタウェイという競走馬は、そのハーツクライのトニービンに対して、ワイルドアゲインの母ブッシェルンペックの「(ナスルーラと≒の)Dama+ハイペリオン」を合わせることで、ハーツクライの持続的な斬れをそのまま受け継いでいます。
さらにマイビューパーズに対しては、(ジャスタウェイから見て4代母の)Blue Doubleを合わせて、「ダブルジェイ+リヴォークド」を同調させ、米パワーもしっかりと押さえています。

つまりジャスタウェイはハーツクライの特徴をそのまま継続させたタイプであるうえ、その特徴を打ち消すような余計な要素も加えていないことから、種牡馬としてのツボもハーツのツボをそのまま受け継いでいる可能性があります。


これまで勝ち上がっているジャスタウェイ産駒を見ると・・・

ラブミーファインとヴェロックスは、チーフズクラウンの血に注目です。
チーフズクラウンは、ハーツクライとの組み合わせからヌーヴォレコルトとベルラップをだしています。

またエイシンゾーンとタムロドリームの場合は、シルバーホークがポイント。
ハーツ×シルバーホークからは、ツルマルレオンとグレイルがでています。

またエイシンゾーンはほかにも、フレンチデピュティとストームキャットも良さげです。
ハーツ×フレンチデピュティは、アドマイヤミヤビ、アドマイヤエイカンと一緒。
ハーツ×ストームキャットからは、ゴーフォザサミットが出ているのです。

アドマイヤジャスタとトスアップは、ジアクスの血。
ハーツ×ジアクスは、アドマイヤラクティ、ギュスターヴクライ、カポーティスターがいます。


こんな感じで、いまのところジャスタウェイ産駒は、ハーツクライの配合で好相性だった血との組み合わせで結果を出しているようです。
・・・そういう狙いから、ストームキャットとシルバーホークもちのレッドエンヴィーをPOGで指名したのに、なんでオレだけ流れに取り残されるんでしょう(´・ω・`)


ところでハーツクライって、牡馬の産駒と牝馬の産駒で配合のツボが少し違うように思います。
詳しくは下記の記事をお読みになってほしいのですが、簡単にいうと、牡馬は米血主体、牝馬は欧血主体のほうが成功しやすい印象です。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1754.html

ですが、いまのところ勝ち上がっているジャスタウェイ産駒たちは、牡馬牝馬に関わらず、米血主体の血統が多いんですよね。

ラブミーファインの母はアグネスデジタル×フジキセキでインリアリティのクロスなので米血主体。
エイシンゾーンもクロフネ×シルバーホーク×ストームキャットなので、コテコテの米血。
トスアップもサンダーガルチ×リローンチという米血構成。
タムロドリームも、シルバーホークやチーフテン、アフリートなど、米血豊富なタイプです。

いまの段階でもっとも牝馬の王道向きなのは、アウィルアウェイでしょうか。
この馬もミスプロやメドウレイク、インリアリティなど米血豊富ではありますが、キングカメハメハから欧血的な斬れ(ヌレイエフ+ラストタイクーン)を受け継いでいます。


ま~ジャスタウェイ産駒はデビューしたばかりですし、まだハッキリとはわかりませんよね。
そもそもハーツが種牡馬デビューした当初も、僕は牝馬の産駒でも米血主体が良いと思っていたせいで、リスグラシューを否定的に考察して土下座した過去があります(笑)

秋になって傾向が変わってくるかもしれませんし、それにつれてハーツクライとジャスタウェイの差も明確になってくるかもしれません。
いろんな可能性を考えておきたいところです。
いずれにしても、今後が楽しみな種牡馬であることは間違いなさそうです。


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