レピアーウィットを考える

おそらく身内POGで指名することになると思うので、紹介がてら考察しておくことにします。


本馬は芝・ダートの両方で活躍したGⅠ馬アジアエクスプレスの全弟。
ストームキャットとコジーンを通じる、セクレタリアト≒サーゲイロード5×6のクロスを持つので、芝で走れるのも納得ではあります。

しかし本質的にはダートの方が良いような気はします。


本馬の4代母リヴァークロッシングは、アドミラルズレディとアイアンメイデンとポーテージを通じる、ウォーアドミラル5×3・5のクロスを持つ牝祖。
アメリカ血統のパワーが強力に凝縮されています。
http://db.netkeiba.com/horse/ped/000a011ebd/


そのリヴァークロッシングから、デピュティミニスター → ノートブック → ランニングスタッグという累代で誕生したのが、本馬の母にあたるランニングボブキャッツ。
ランニングボブキャッツはポーテージ6×5、アイアンメイデン5×7というクロスを持っています。
つまり牝祖リヴァークロッシング内に凝縮されたウォーアドミラルのパワーを、再び強く前面に引っ張り出しているのです。


そんなわけで、ランニングボブキャッツの子であるレピアーウィット(アジアエクスプレス)には、母系に詰まったパワーが間違いなく伝わっているはずです。

しかもレピアーウィット自身、ジェットアクション≒ブルーカヌー6×6というニアリークロスを持っているのですが、この仕掛けにはウォーアドミラルの脈絡によって成り立っています。

┌ Jet Pilot
ジェットアクション
│┌ War Admiral
└△

┌ Jet Pilot
ブルーカヌー
│┌ War Admiral
└△


牝系の長所をしっかりと継続しているということで、配合的にも説得力がありますね。

ちなみのこのジェットアクション≒ブルーカヌーは、ヘニーヒューズとコジーンによって発生しています。
これまで日本で走ったヘニーヒューズ産駒を調べると、コジーンを持つ馬は本馬の全兄アジアエクスプレスの他にも1頭いて、それがフェブラリーSを勝ったモーニン。

この組み合わせは今後も注目しておきたいです。



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身内POGのルールについて

身内POGについては僕個人の内輪ネタではあるのですが、ドラフトの話やちょっとした近況などをブログで書くこともあると思うので、詳細なルールについて書いておくことにします。
ルールが結構特殊なので、一応ひと通り説明させてください。

去年と比べてルールを少し変更しました。



・参加メンバー

昨年は離脱していたゲバルトさんが2期ぶりに復帰。
僕(くりがしら)、ゲバルトさん、ヒデちゃん、おしづさんの4人POGになります。



・基本ルール

「メジャーグループ」10頭
「マイナーグループ」10頭


以上の20頭の合計ポイントで勝負を競う方式です。

デビュー直前指名OKのネットPOG的な指名方法となっています。
新馬の考察をブログで書くことが多い僕にとっては、こういうルールにでもしないと、記事を更新するモチベーションが保てません(笑)



・メジャーグループ枠(10頭)の指名対象馬

基本的に指名はオールフリーです。
どんな馬を指名しても構いません。
ただし「ディープインパクト」、「キングカメハメハ」、「ハーツクライ」、「ダイワメジャー」、「ハービンジャー」、「新種牡馬」、「海外種牡馬」は、このグループでしか指名出来ません。



・マイナーグループ枠(10頭)の指名対象馬

指名できる種牡馬が限定されています。
メジャー枠でのみ指名可能な前述の種牡馬を除く、残り全ての産駒が指名対象です。



・被り指名について

メジャー、マイナー、どちらのグループも被り禁止です。



・指名期限について

レース前日の23時59分まで。
ただし、ネットのPOGに参加しているわけではありませんから、別にちょっとくらい過ぎちゃったからと言って、厳しく禁止!とかにはしません。



・ドラフトについて

秋シーズンになると有力馬の争奪戦となり、度々ジャンケン勝負が行われてしまうため、ドラフトを行います。
ただし僕らのルールは直前指名OKですから、ドラフトで獲得するのはあくまで「指名する優先権だけ」。
デビュー直前の評判や調教を見て、権利を放棄してもいいです。
その場合は他メンバーも自由に指名しても構いません。

誰とは言いませんが、昨年はドラフトで獲得したアルアインの権利をデビュー直前に放棄した人がいます。
ちなみに残りの2人も、指名自由の身になったアルアインに興味を示さずスルーしました(大事故)


ドラフトは二部構成で行います。

まず1つ目は「ディープインパクト」、「キングカメハメハ」、「ハーツクライ」、「ダイワメジャー」、「ハービンジャー」、「新種牡馬」、「海外種牡馬」限定ドラフト。
ドラフトで権利を獲得出来るのは15枠です。

そしてもう1つは、それ以外の種牡馬のドラフト。
こちらは10枠で行います。



多分これでルールに関しては全部書いたと思います。
身内の皆さん、何か忘れていることがあった場合は教えてください。
m(_ _)m



では今年も1年間よろしくお願いいたします。

これからドラフトへ行ってきます!!
╭( ・ㅂ・)و ̑̑



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ステルヴィオを考える


というわけで、考察するのはステルヴィオとなりました。
投票してくださったみなさま、ありがとうございます(・∀・)


まず血統表を見て、最初に目につくのが「ヌレイエフ≒フェアリーキング」5×3の4分の3同血クロス。

ヌレイエフはロードカナロアのパワー源となっていた血。
フェアリーキングはガチッとしたパワーを伝える血。
この両者が同調することにより、ピリッとしたパワースピードが増幅されます。
個人的には母方にフェアリーキングを持つロードカナロア産駒は面白いのではないかと注目しています。


そんなわけで、このパワー資質がメインになっているのだろうと、ステルヴィオの調教動画を見てみたところ、……あれ?ちょっと違うなと。
イメージ的には突進的に走るタイプだと思ってたのですが、実際はトビが大きくゆったりと走っていました。

レース本番になったら、やっぱりフェアリーキングらしくパワースピード全開という可能性もあるかもしれません。
ですが調教どおりのタイプなのだとすれば、ヌレイエフ≒フェアリーキングの中でも、僕が思っていた部分ではないところが伝わっているのでしょう。

ヌレイエフ≒フェアリーキングが伝えるピリッとしたパワースピードは、主にスペシャルが持つ「ハイペリオン×レディジュラー」資質によってもたらされます。
しかしステルヴィオにおけるヌレイエフ≒フェアリーキングの場合、どうやらスペシャルの中でも「ナスルーラ×ハイペリオン」の方が強く発現しているっぽいです。


ステルヴィオの血統内を見ると、(ヌレイエフとフェアリーキングが持つ)スペシャル以外にも「ナスルーラ×ハイペリオン」資質が数多く存在しています。

まずロードカナロアの父キングカメハメハが抱える『ホーンビーム』が「ナスルーラ×ハイペリオン」。
またロードカナロアの4代母父リヴァリッジは、ナスルーラと4分の3同血のロイヤルチャージャーとハイペリオンを併せ持つ血脈ですから、これも「ナスルーラ×ハイペリオン」に準ずる血と言えます。
更にステルヴィオの3代母ファーストクラスの祖父『テスコボーイ』も「ナスルーラ×ハイペリオン」。
そのファーストクラスの2代母父『スピードシンボリ』が、「(ナスルーラと4分の3同血)ロイヤルチャージャー×ハイペリオン」です。

  ┌ Hyperion
 ┌◯
┌◯
Special
│ ┌ Nasrullah
│┌◯
└△

┌ Hyperion
Hornbeam
│┌ Nasrullah
└△

  ┌ Royal Charger (ナスルーラと4分3同血)
 ┌◯
┌◯
Riva Ridge
│ ┌ Hyperion
│┌◯
└△

 ┌ Nasrullah
┌◯
テスコボーイ
│┌ Hyperion
└△

 ┌ Royal Charger (ナスルーラと4分3同血)
┌◯
スピードシンボリ
│ ┌ Hyperion
│┌◯
└△


「ナスルーラ×ハイペリオン」というのは、ナスルーラの柔らかさとハイペリオンの持続力が融合し、柔らかく持続的な斬れ味を伝えます。

ヌレイエフ≒フェアリーキングだけを見ればパワースピードが基本ですが、ステルヴィオの場合は血統全体に散りばめられたホーンビームやテスコボーイなどにより、「ナスルーラ×ハイペリオン」の柔斬れが引っ張り出されているのでしょう。

それならゆったりした走りも納得できますし、短距離よりもマイルの方が良さそうですね。


新種牡馬ロードカナロアがどんな産駒を世に出すのか、ステルヴィオの初陣が楽しみです。



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ディープインパクト産駒の狙い所(牡馬編)

今年は「配合パズル」本を出しませんでしたので、代わりと言ってはなんですが、ディープ産駒の配合について簡単にまとめておくことにします。
今回は牡馬について。



ダービーを狙う場合、重要なのは【持続力】、【スタミナ】、【パワー】の3つ。

持続力で効果的なのは、主にアルザオを増幅する血です。

〈具体例〉
マカヒキ…アルザオ≒フレンチデピュティ
キズナ…アルザオ≒ストームキャット
ディープブリランテ…アルザオ≒バブルプロスペクター

アルザオ増幅以外では、個人的にはトニービンや、リファールのクロスも持続力強化に効果的ではないかと思ってます。


スタミナで効果的なのは、「ハイペリオン+ドナテッロ」の血です。

〈具体例〉
マカヒキ…アリシドン
キズナ…アクロポリス
ディープブリランテ…アリシドン

「ハイペリオン+ドナテッロ」は色々な血があります。
ハイハットやオリオールなども良さげですね。


パワーで効果的なのは大まかにいって3つパターンがあります。

①欧パワー補強パターン…サドラーズウェルズ、ヌレイエフなど
②米パワー補強パターン…インリアリティ、ダマスカス、グレートアバヴなど
③特殊型…「ハイペリオン+フェアトライアル+ドナテッロ」血脈

〈具体例〉
マカヒキ…③フェアアリシア
キズナ…②ダマスカス
ディープブリランテ…①ヌレイエフ、③アルコア



一方、皐月賞を狙う場合は、重要な要素が変わってきます。


中山コースは東京のように長い直線ではありません。
ダービーで重視していた【持続力】は無くてもよさそうです。


【スタミナ】については重視すべきポイントであることに変わりはありません。
ただしダービーより400m短い2000mで行われますので、【スタミナ】といっても距離適性を伸ばす【スタミナ】でなく、苦しい時にへこたれない【底力】的な血の補強が大切。

具体的に言えばグロースターク&ヒズマジェスティ兄弟です。

〈具体例〉
アルアイン…ヒズマジェスティ
ディーマジェスティ…グロースターク


【パワー】は中山の急坂をこなすためにも欠かせません。
効果的な血については、ダービー狙いで紹介したパターンの①と②がそのまま皐月賞にも流用できます。

①欧パワー補強パターン…サドラーズウェルズ、ヌレイエフなど
②米パワー補強パターン…インリアリティ、ダマスカス、グレートアバヴなど

〈具体例〉
アルアイン…②グレートアバヴ
ディーマジェスティ…①サドラーズウェルズ



こんな感じで考えています。

実際に活躍するかどうかはさておき、わかりやすい配合例として、2歳馬を挙げておきますね。


サトノグロワール(母シャムロッカー)
http://db.netkeiba.com/horse/2015104802/

【持続力】 アルザオ≒ラストタイクーン。
【スタミナ】 オリオールの「ハイペリオン×ドナテッロ」
【パワー】 ダマスカスの米パワー。

ダービーを勝つための要素はみんな揃っています。


ロードマドリード(母キャサリンオブアラゴン)
http://db.netkeiba.com/horse/2015102372/

【底力】 母がヒズマジェスティ=グロースターク4×5。
【パワー】 ヌレイエフの欧パワー。

皐月賞向きの要素がタップリと詰まっています。



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身内POGの結果

ダービーの予想は、1着(◎)レイデオロ、2着(△)スワーヴリチャード、3着(◯)アドミラブル。

予想はコチラ→http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1714.html


予想のときに、レイデオロはエイシンフラッシュに似ていると書きましたが、今回もエイシンフラッシュが勝ったときと同じようにスローペースの瞬発力勝負でした。
Twitterのタイムラインで拝見したのですが、サンデーサイレンスの血を持たない馬がダービーを勝ったのはエイシンフラッシュ以来だそうです。

道中ペースが落ちたところで動いたルメール騎手のあの騎乗。
人気馬であれをやる度胸と手腕にしびれました。


予想では偉そうなことを書きましたが、正直に白状しますと、僕自身はレイデオロについてドラフトの段階では「パワー型なのでダート馬の可能性もあるんじゃないかなあ」くらいに思っていました。
パワーを武器に中山で好走したことは想定の範囲内ではありましたが、まさかダービーまで勝ってしまうとは。

兄のティソーナをPOGで指名し、弟レイデオロには見向きもしない僕のセンスね(^_^;)



では身内POGの結果をまとめておきます。
ルールがややこしいので、詳しくは以下のリンク先を読んで下さい。
http://sfreak.blog24.fc2.com/blog-entry-1587.html



優勝 くりがしら 58420P

ペルシアンナイト(皐月賞2着)
モンドキャンノ(朝日杯FS2着)
アドミラブル(青葉賞)
ジューヌエコール(デイリー杯2歳S)
ヴァナヘイム(京都2歳S2着)

ヒデちゃんが加わって、3人以上のPOGになってからは初めての優勝です。
毎年マイナーな種牡馬の産駒の頑張りでPOGを戦うことが多い僕(別に狙っているわけじゃないんですが、汗)。
ハービンジャー産駒、キンシャサノキセキ産駒、クロフネ産駒でポイントを大きく稼ぐあたりが僕らしい結果でした。



2位 ヒデちゃん 22404P

サトノアーサー(毎日杯2着など)
タイセイスターリー(シンザン記念2着)
サロニカ(エルフィンS)

去年、歴史的な大勝でPOGを制したヒデちゃん。
今年は反動が出たようです。



3位 おしづさん 16917P

フローレスマジック(アルテミスS2着)

一昨年まではハープスターやミッキーアイルやドゥラメンテを取るなど、メチャクチャ強かったおしづさん。
来期こそ頑張りましょう(^_^;)



3人以上のPOGになって以降、僕はこれまで優勝したことがありませんでしたが、ビリにもなったことも一度もありません。
今年はヒデちゃんとおしづさんの両方がグダグダになったので、例年通りに堅実に稼いでいた僕が繰り上がりで優勝したって感じですかね(^_^;)
3人以上でPOGをやるようになってから、GⅠ馬を誰も持たずに決着したのは初めてです。

ま~そんな優勝も僕らしくていいかなと思います。

来期からは元POG仲間のゲバルトさんが復帰して、2期ぶりに4人でのPOG。
またマイナー種牡馬の良い産駒を指名し、連覇を狙います。


というわけで、みなさま一年間POGお疲れ様でした。
来週からスタートする2歳戦を楽しみましょう!( ゚∀゚ )



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